目次
パイピングとは?
袖口の縁などの始末の一つで、布端がほつれないようにバイアステープや二つ折りにした布を挟み込み、始末することを言います。
猛特訓の日々
私の苦手な事だった。。。お洋服製作をし始めた当初は、上手いことライン出しができずに、泣いた(笑)何度も何度も製作するとともに、コツが見つかり、指先の感覚が覚えて、どんどんパイピングのライン出しが今ではできるようになってきた。
未だに日々猛特訓だけど!!こうしようか。あーしようかと。こうすると綺麗かと日々前進。
何が、そんなに?と思うかも知れないけれど、表側と裏側の生地を端から2mm3mmの所を縫い合わせ、ラインも綺麗に見せないと駄目。そりゃ、機械じゃないから、100%真っすぐは難しいけど、100%に近づける様に心がける。
表ばかり意識して、綺麗に縫えた!と思って、裏側見ると、パイピングから外れて違う所が縫えてるじゃん((T_T))パイピングの端を縫えてないじゃん((T_T))って事も。生地も違えば、指先の感覚も変わるし、身につけるべき事がまだある。
些細な部分で、完成した服の印象はめっちゃ変る。毎回、自分でも気にしながら、慎重に縫い、チェックした上で、しんちゃんのチェックへ。「OK」がもらえて初めてお客様の手に届けられる。
はじめは、しんちゃんのチェックでOKがなかなかでずで、何度もやり直した。
「パイピングデザインじゃない服を考えたい」とかかなり半泣き状態。(笑)でも、うまく出来、完成すると、やはり、同素材パイピングがんばって良かったと思える仕上がり。良い服だ!かわいい!と思える♪
同素材パイピングは、服の一体感が出るから、綺麗な一着ができる。犬にとっての着心地も、肌タッチも良いと思う。これは、頑張るしか無いよね♪笑
市販のバイアステープ(縁取りテープ)もあるのだけれど、仕上がりの印象が、可愛らしかったり、カジュアル過ぎたり、生地に寄ってはカラーが合わせきれないから、全てのデザインには使用が出来ません。
製作の話で、何度も言ってますが、私は、特に縫製を学んだわけではないので、全て、独学、製作しながら学んでいます。だから、裁縫が得意な方、学んだ方からしたら、パイピングぐらいって、思うかも知れないけれど。。。私にとっては、とても苦戦した分野です。
関連ブログ
モノづくりの気持ち「スカート編」着心地良さを考えるとこの服。何年か前に買った服。同じものを購入。
なんでも、やり続けると、いつか出来るようになる。歳を重ねると、やりたくないことを避けることもできる場合があるから、今回避けなかったから、今、やり始めた頃を思い出すと、乗り越えれた感が味わえれてます。(ちょっと大げさかな。。笑)
同素材パイピングで仕上げたお洋服①
「愛犬を紫外線から守ろう」は、UVカット加工、シルケット加工を施した綿100%の生地を使用したシンプルなお洋服です。
同素材パイピングで仕上げたお洋服②
「洗練されたイタリア製舶来ボーダーニット」は綺麗な発色と、絹のような光沢が特徴の上質なイタリア製生地を使用しています。海辺のカフェや、オシャレなイタリアンレストランにピッタリなワンランク上のボーダーニットです。
今の思い
途中で妥協や諦めたり、逃げないでホント良かったと思う。これからも、細部まで拘って、素敵な一着をお届けできるように、心がけようと思う。さーてぇ!!新作は早速、同素材パイピング!
また上達するように、実践しようっと♪
製作風景の動画です。
【動画】シンプルで美しい犬服は同素材パイピングから生まれる。-犬服作り/Making dog clothes
犬服作り:YOSHIEミシン部
犬服屋が教える犬の正しい採寸方法|大切な6つのポイント|犬服ハンドメイド入門STEP.03犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02生地の特徴・特性・権利を学ぶ|生地の価格と品質の基礎|犬服ハンドメイド入門STEP.01犬服ハンドメイド入門|ゼロからの犬服の作り方&ショップ運営の基礎犬服にワッペンを縫い付ける時の3つの質問|ミシンラインがデザインとなる