犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02

この記事を読んで出来ること

「犬服デザインの考え方・決め方 STEP.02」ではデザインを決める際のポイントを学べます。生地の特徴・特性・権利を学ぶ|生地の価格と品質の基礎|犬服ハンドメイド入門STEP.01」 で選んだ生地はどの季節、どの場面で着る生地なのか。その場面に合ったデザインにはどのようにすれば良いのか。愛犬にどんな雰囲気で着せてあげたいのか。などの考えをまとめていくと纏まりのあるお洋服になります。袖口の仕上げるデザインなどにより用途ががらりと変わるのでしっかりデザインを決めましょう。

犬服ハンドメイド入門|ゼロからの犬服の作り方&ショップ運営の基礎犬服ハンドメイド入門|ゼロからの犬服の作り方&ショップ運営の基礎

製作時間

各工程約2時間

工程毎の大切なポイントを詳しく解説

犬服ハンドメイド教室|ARATA HOUSEミシン部とは

この犬服ハンドメイド入門の記事は「犬服作りを通して愛犬との暮らしを豊かに」をコンセプトに初心者から始める犬服作りや、犬服ショップ運営のノウハウなどをARATA HOUSEミシン部がお伝えしています。ARATA HOUSEミシン部は犬服・犬寝袋の通販 ARATA HOUSEが運営しています。

犬服ハンドメイド教室|初心者から始める犬服の作り方|ARATA HOUSEミシン部犬服の作り方|ARATA HOUSEミシン部

犬服ハンドメイド入門で製作する犬服の紹介

実際にARATA HOUSEで販売している犬服です。

犬服ハンドメイド入門|ゼロからの犬服の作り方

犬服ハンドメイドに必要な道具

犬服屋が実際に使っているミシン、裁縫道具(針、糸、ハサミ)、型紙、生地、アイロン、掃除機などをご紹介します。YouTubeでは実際のアイテムをお見せしながら使い方などを解説しています。

【2021年最新版】犬服作りに必要な道具|ミシン・裁縫道具・型紙【2021年最新版】犬服作りに必要な道具|ミシン・裁縫道具・型紙

犬服ハンドメイド入門で製作する犬服デザイン

今回の犬服|ぱじゃま「小さなまる。」の場合のデザインについて説明します。スムースニット素材は柔らかく、優しく、リラックスといった室内着がイメージです。お洋服タイプは今回の場合は初心者の方が学べる基礎となるお洋服タイプ「スタンダード/袖なし/ネックなし」のデザインにします。首まわり/袖まわり/お尻周りは優しさの中にも上品でリラックスして着用できるように同素材パイピングで仕上げていきます。縫い糸も、目立たせたいわけでは無いので、生地に馴染むカラーを選びます。

犬服作りの基礎となるお洋服のデザイン

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02

シンプルにスタンダード・袖なし・ネックなしを作りましょう。どの季節であってもどこで着用するにしても間違いなく必要な1着であり、今後作る上での基礎ともなります。初めからネックありや袖ありなどのデザインを作りたくなるかと思いますが基礎をしっかりマスターしてからにしましょう。

首まわり・袖まわり・お尻周りの仕上げ方法を決める

  1. 同素材のパイピング仕上げ
  2. 既製品のパイピング仕上げ
  3. 同素材折りたたみ取り付けるペケポン縫い仕上げ

❶チャレンジができる方は同素材のパイピング仕上げ

製作方法は【犬服の作り方#9】同素材パイピングの縫い方、使い方、失敗しないコツを参考にして下さい。

❷既製品のパイピング仕上げ

製作方法は【犬服の作り方#8】既製品パイピングの縫い方、使い方、失敗しないコツ、おすすめ商品を参考にして下さい。

❸同素材折りたたみ取り付けるペケポン縫い仕上げ

製作方法は【犬服の作り方#10】Q&A|お腹周りを体に沿ってフィットさせる方法|簡単な袖、お腹、お尻周りの仕上げ方(3パターン)を参考にして下さい。

見え幅を変えることによって見え方が大分変わります。見え幅が細いほど上品な仕上がりになり、幅が太くなるほどカジュアルな仕上がりとなります。

縫い糸もデザインの一部|縫い糸の選び方

初めは縫い目のラインに自信がないかと思うのでお洋服に馴染む同じカラーの糸を選びましょう。完成時のイメージも綺麗に仕上がります。

目的別の犬服デザインの考え方・決め方

基礎となるシンプルなお洋服を作り進めて、次なるステップは袖やネックさらにはロンパースなど製作となります。「生地の特徴・特性・権利を学ぶ|生地の価格と品質の基礎|犬服ハンドメイド入門STEP.01」 で購入した生地はどういう素材なのかによってデザイン決めの方向性は大きく変わります。さらには季節や愛犬の特徴により異なってきます。

それぞれ考えるべきポイントと共に、その場合のデザインはどういった物にすれば良いのか。ご自身の選んだ生地をお手元に置いて当てはまる内容を見つけてデザインを考えてみましょう。

季節・気候を考慮した犬服デザイン

どの季節、どの気候に着せたいお洋服なのかから考えるお洋服デザインをご紹介します。季節や気候、環境によりいろんなお洋服デザインのパターンがあります。なぜ今着せたいのかを考えて見るとどのデザインにするのがいいのかがわかります。

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春に暖かい風を感じ始めた時にちょこっと着せれる

スタンダード

半袖

ネックあり

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夏スポーティーに着せる

ショート丈

袖なし

ネックなし

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冷房の効いたお部屋で冷え防止に着せれる

スタンダード

半袖

ネック5cm

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夏の外で遊ばせる時の日焼け防止、怪我防止、虫よけにに着せれる

ロンパース

半袖半ズボン

ネック5cm

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秋に肌寒さ、気温の変化での体調管理に着せれる

ロンパース

半袖長ズボン

ネック10cm

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冬は寒さから守ってあげる

ロンパース

長袖長ズボン

ネック25cm

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暖房の効いたお部屋で着せれる

スタンダード

袖なし

ネックなし

シュチュエーション(状況・場面・環境)で意識する事

  • 室内での着用はリラックスできるように意識する
  • 外での着用は怪我防止虫除けを意識する
  • 遊ぶ時の着用は袖を長くしたりネックを長くして怪我防止を意識する
  • 散歩の時の着用は季節を意識する
  • お出かけの時の着用は飼い主様とのファッションバランスを意識する

雰囲気は仕上げ方で変わる

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リラックス

同素材パイピングで仕上げる

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02
カジュアルスポーティー

袖口などリブで仕上げる

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02
犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02
優しさの中にスポーティー

今回のスムースニット生地を「外でスポーティーに着せたいから袖口にリブを取り付けたい」と思われた場合を例にあげます。この場合はスムースニット は薄手で伸縮性も高いので、リブを取り付けると袖口ばかりに重みが出てアンバランスなお洋服になります。生地もリブに負けるので縫い合わせた部分が波打ちやすくなったりします。この場合は、同素材でリブの様に仕上げたりするとパジャマっぽくなく、優しさの中にもスポーティーにお外で着用が可能になります。

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02
犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02
エレガント

同素材パイピングもしくはリブで仕上げる。リブの場合はデザイン性を高くするため細く長くする。

愛犬の特徴に合わせて犬服をデザインする

お腹が壊しやすい

ロンパースにして前身頃も少し長めにして冷えないようにしてあげる袖も長くして足元から冷えるのを防ぐ

よくじゃれ合う

マウントされたときに爪が当たって傷を作らないように足まわりとウエストまわりを意識したお洋服にする

芝でスリスリする

直接肌に草とか虫がつかないようにできる限り肌の露出を抑える

肌が弱い

着用感にゆとりができるように袖はラグラン袖にしてあげたり、同素材パイピングで極力縫い目が当たらないようにしてあげる

おしっこがかかる

前見頃を短くする、前袖を短くするなど工夫する

各部分のデザインの考え方

ネックデザイン
  • お洋服の脱着が苦手な犬は一瞬で顔を通してあげれるようにする。ネック無しもしくはフードデザイン
  • ネックはさほど必要ないんだけれどもお洋服が後ろにずれたように見えるのを防ぎたい。5cm
  • 首を掻き毟る、首輪の擦れ予防のためにする。10cmから15cm
  • 寒さを予防する。 20cmから25cm
  • 肌が弱い。首元に縫い目無し
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袖タイプの考え方
  • スポーティーにフィット感を求める/丸袖
  • リラックスゆとりを求める/ラグラン袖
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丸袖
犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02
ラグラン袖
袖デザインの考え方
  • 脱着が苦手な犬|袖なしもしくは半袖
  • おしっこがかかる|前袖無しもしくは半袖
  • スタイリッシュに見せる|前袖半袖/後袖長袖とバランスを変える
  • 寒さをしのぐ怪我防止|前後共長袖
お洋服タイプの考え方

犬服を着るのが苦手な犬のデザイン

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02

脱着をしやすくすることを第一に考える。とにかくスムーズに脱着が出来なければ苦手度が増してしまいます。と同時に脱着時に暴れるととっても危ないです怪我などにつながる恐れがあります。

何を苦手としているかは飼い主様の判断になりますが、フィットしすぎている事を気にしている様子ならばサイズの調整はもちろんですが袖はラグラン袖にしてあげたりしてください。ネックは短く、袖も半袖にしますと脱着に時間がかかりません。お洋服タイプはロンパースよりもスタンダードなどからお洋服に慣れさせてあげて下さい。

犬服を着るのが得意な犬のデザイン

犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02

脱着時に嫌がらないのでゆっくり着用が可能ですのでお好きなデザインにチャレンジも可能です。例えばネックもロングネックで袖デザインもスッキリする丸袖でフィット感を出したりしてはいかがでしょう。お洋服が苦手で無い犬はどんなデザインであっても落ち着いて着せることができるので安心です。

ショップ運営を考えてる方へのアドバイス

お洋服のデザイン決めは重要でテーマをしっかり決めてそのテーマに合ったものを形にすることが大事です。販売スタートして、人の目に止まらなければいけません。そしてどのシーンで着せたいかをイメージさせてあげないといけません。さらには愛犬に着せてあげたいと思ってもらわ無いといけません。とは言っても、購入後は購入者の感じたままに着用場面は様々で良いと思います。

補足:デザインに悩んだ時は?

デザイン決めに悩むのは最初ぐらいです。室内はこれ。お散歩はこれ。芝行くときはこれ。お出かけはこれ。と次第に好きなお洋服デザインは決まってきます。

ショップされる方は、いろんな犬を対象とするので製作する分の数だけ好みのデザインが必要となります。全てに対応するにはARATA HOUSEの様な全てお客様がお洋服デザインをセレクトして購入するショップをするしかないです。

ワンデザインで販売する場合は、最後にピックアップした様に製作者のテーマが形となっている事が重要です。悩んだときはARATA HOUSEの犬服のデザインを参考にしてデザイン決めをしてください。

「犬服デザインの考え方・決め方|犬服ハンドメイド入門STEP.02」のYouTube動画

犬服の作り方をYouTubeのARATA HOUSEにアップしています。動画ではブログに書ききれない事をお話をしています。

YouTube生放送中のお願い

生放送ですので失敗もあると思いますが温かな応援を宜しくお願いします。時間が合う方は生放送に参加いただきチャットで感想や質問などをして盛り上げて頂けると嬉しいです。そしてチャンネル登録、高評価をして頂けるとARATA HOUSE RADIOを続けるモチベーションになります。よろしくお願いします。

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