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犬服製作の裏話:採寸は飼い主さんの好みを知ることから始まる

犬服製作の裏話:採寸は飼い主さんの好みを知ることから始まる

 

よしえ

このブログは休憩中に大好きなプリンを食べながら、感じたことを気ままに綴っています。

 

1年の間に数回の採寸(フィッティングセッション)

 

ワンちゃんは一匹一匹体型が違うと同時に飼い主様の好みもそれぞれ。愛犬の事を想い、お時間を作り、前もって予約して淡路島まで来てくれる。私はいつもその想いにどこまで応えられるだろうか。と考えてその日を迎えます。

 

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採寸で意識していること。

 

  • 来てくれたわんちゃんが初めて会う私にメジャーで図られる事で、怖がったり嫌な思いにさせないように少しでもしたい。
  • 採寸している時飼い主さんに愛犬を支えてもらい、ネック、胴回り、着丈の採寸ポイントは自然と覚えて感じてもらえて、今後は飼い主さんが採寸できるようになればいいなと思っています。私にはこの一回、数時間だけ、愛犬に触れれる測れる機会なのだと思い、測れるポイントは細かく測ろう!って!
  • 服作りの楽しさをしってもらう。生地を直接触って、直接愛犬の顔に合わせたり、一緒に服を作る楽しさを感じてもらう。普段しないことをするということは、悩むし、分からないことたくさんだろうし、苦手と感じながらてる方もいると思うので一緒に悩んでお話しながらも「おまかせ」なしで決めてもらう。愛犬のために皆さん真剣です。でもとても楽しいそう!
  • 一番大事なことかもしれない。飼い主さんの好みのサイズ!これは一番大切で、とーーーても難しいこと。

 

例えば、食べ物で「辛い」の段階が1から5あって注文時に好みの辛さを伝えて料理が出てきます。人によっては3でちょうどいい!辛くないよ!いい辛さだよ!って言う方もいれば同じ3でも辛くて辛くて。。と言う方もいる。食べてみないとその方の辛さの好みは分からなければ自分の辛さの好みも知ることができない。

 

それと同じで、飼い主さんの打ち合わせ通り。例えば、ヌード寸通り希望で愛犬のサイズ通りで制作したとしても

 

  • ちょっとフィットしすぎている。
  • ゆるすぎる。
  • 調度良かった!!

 

とそれぞれの連絡があります。写真を送ってもらうと私が見る限りではちょうど良くても飼い主様がそう感じたのであれば、フィットしすぎやゆるすぎるのであります。なので、できるだけお会いした時に好みを聞き出す。お気に入りの服を持って来てもらい、着せてもらって好みの感覚を私が感じ取り制作に向けてメモしておく。

 

MEMO
好みを感じ取るのは、完璧にとはいきません。素材やデザインによって、季節や気分によって、飼い主さんの好みも変わったりします。

 

だから採寸後も制作の度に飼い主さんと今回の生地感、前回の服のサイズ感などを話して2着3着5着と数を作ること毎に、理想の1着に近づけていく。愛犬にとって着心地がいいもの、ベストサイズ!とは「飼い主さんの好み」なのです。

 

ベストサイズ=飼い主さんの好み

 

だからといって、全て飼い主さんの「言われるがまま制作致します!」ではありませんよ!私達ARATA HOUSEのブランドイメージ、意見、ゆずれないデザインももちろんありますので、信頼し合い、歩み寄りが大切です。できることはできる。できないものはできない。着れば着るほど生地は愛犬の身体に馴染みとても良くなること。伝えて理想が一致するには時間がかかります。

 

ARATA HOUSEの服を着せたいと思ってくれた気持ちには応えたいといつも思います。一着一着制作時間もかかります。お客様は長い日数楽しみに待ってくれています。喜んでもらいたいに決まってます。着れない服をわざわざ送りたくない。

 

よしえ

なんだか私の気持ちもわかってくれ〜!的な図々しい話になってきた様な、、、笑

 

違いますよ!気軽に伝え合うべきことは伝え合い、楽しく可愛い服を可愛い愛犬に着せたいだけ♡それだけはみんな一緒の思いなんです♡その思いで採寸と向き合ってます。これからも、いろんなわんちゃんや飼い主さんに会ったり、メールしたりラインしたり♪日々、より良く丁寧に可愛い服を作ってみなさんのもとに送り届けようと思います!

 

ARATA HOUSEの服を手にとった方「ワタシハ 皆さんの 想いに 少しでも応えられてますでしょうか。。。」なんてね。

 

私が楽しく一着一着作れてる間は、きっと想いは伝わってるはず!そう思ってます♪ 笑

 

これからもよろしくどーぞ。

 

淡路島での採寸に興味がある方は「皆さんの愛犬を「採寸」して「オーダーメイドの服」を製作するにあたってのお願い」を読んでください。

 

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