我家の愛犬イタグレBuono!が2014年1月11日に骨折した。とても可哀想で痛い思いをさせてしまった。それから1年が経とうとしている。ARATA HOUSEのホームページには「イタグレ骨折」「イタリアングレイハウンド骨折」「イタグレ 骨折 費用」などのキーワードで多くの方が訪れてくれている・・。決して嬉しい事ではない、検索データで「イタグレ骨折」と見るたびに、今日もどこかの街でイタグレちゃんが骨折してしまったんだなぁと思う。悲しい。
今まで我家のBuono!の骨折治療に関してはいろいろ綴ってきたが、そもそも骨折の原因を書いていなかった。飼い主として骨折をしてしまった愛犬の治療をする事は当たり前だけど、その前に骨折をさせない事が重要だと感じる。その為に私達のケースがこれからの犬(イタグレ)の骨折予防の役に立てば幸いです。
8つの項目にわけて書きます。
目次
骨折から現在までの振り返り
ここでは過去に書いた記事を読み返しながらその時の心境、説明が不足している部分の補足などをします。
少しの過信が、我が家の犬は、怪我をしない。我が家の犬は、お利口に留守番できる。我が家の準備は万全だ。全てに少しづつ過信がありました。どんな犬でも、怪我をする。どんな生き物でも、怪我をする。こんな、当たり前の事を日々、少しづつ忘れていました。昨日、今日と沢山の方に手助けを頂き、昨日感じた不安を解消して、一日を終える事が出来ます。ありがとうございました!
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イタリアン・グレイハウンド骨折治療の備忘録|御礼
帰宅後の突然の出来事でどうして良いかわからず、不安になる妻。目には涙も。Buono!は泣きもせず、バリケンの奥で怯えるように丸まっていた。そんな状況の中いろいろな方に連絡をさせていただき、治療して頂く病院や応急処理を教えていただき少しずつ心も落ち着いてきました。この時に妻が発して言葉を今でも覚えています「いくらお金がかかっても治してあげるからね。」必ず治すと言う強い意思を感じた。
結果的に「¥361,803」の費用がかかった。内、自己負担が「¥209,489」となる。たぶん高い方だと思う。金額だけを見れば高いかもしれないが、今となれば納得がいく病院、治療方法を選べたと感じている。
【犬の骨折治療|イタグレ】完治までの費用一覧
どこの動物病院にするかにあたっては、病院の技術力、イタグレ手術の実績、術後の通院、費用を考える必要があったのだが、この時点の私たちは、何も知らないし、経験もない状態だった。そこで、普段か見ているイタグレブログをもう一度みたり、『イタグレ 骨折』と検索して、出てきたブログを読んで、その中でも骨折の状況や、病院選び、術後の事を詳しく書かれていた数名の方のブログにコメントを入れさせて頂いた。
次に、近隣の動物病院(以前まで手術をされていたのだが今はやめられている)や、ペットホテルの方に事情を説明してオススメの動物病院を教えて頂いた。そして以前より遊びに行ってた淡路島の動物病院の先生が元々は、神戸方面の方だったので、早朝にも係らずお電話をさせて頂いた。 こうして色々な方から教えて頂いた情報を基に動物病院選びした。
その中でも重視した事は、イタグレBuono!が元の状態に戻る事。これに限る。という事で、イタグレの手術実績があり、尚且つ、緊急時にもにいち早く行ける病院を選ぶことにした。その結果、選んだのがF動物病院だ。他にも魅力的な病院はあったのだが、あまり時間をかけすぎて症状が悪化する事も避けたかったので、あの時点では最善の判断だったと思う。
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調べれば調べるほどに病院選びが大切だと感じた。私達の場合はたくさんの方が具体的な情報を教えてくれたのであまり迷わず病院を選択できた。何よりペットホテルの方、近隣の動物病院の先生、淡路島の動物病院の先生がイタグレの骨折ならここが良いと同じ病院を進めてくれたのも決断を早くできた理由だ。イタグレの骨折経験のある飼い主さんからの励ましも心の動揺を沈めてくれた。
今までのブログでもこれからも、具体的な病院名を出すのは控えている。その理由は、病院という医療機関もいろいろな会社と同じように常に変化している、良い時もあれば、良くない時もあると思う、このブログを読んで、その病院だけが良いと思い込んで、実際に治療してみると思っていた結果を得れない事もあると思う。ましてや実際に治療行為をする先生はその時々によって違う、Buono!を見てくれた内科の先生(担当医)も独立されて今はその病院にいない。(※手術医は別の先生)いろいろな要因によって治療行為の結果もかわる。もちろん直接お問い合わせを頂いた場合はお伝えしています。場所は大阪の病院です。
事前に説明を聞いていましたが、私たちが手術をお願いした病院では、翌日もしくは2日後に退院させるのが通常とのこと。とても早い退院だと思い先生にお聞きしました。『他の方のケースを聞いていると、7日~2週間ほど入院されているようですが??』
先生『希望があればお預かりすことは出来ますが、犬と一緒にいる事が出来る環境であれば退院して、なるべく飼い主さんのもとで安静にしている方が、犬にとっても良い事です。あとは再骨折をさせないように十分に注意をして下さい』とお伝え頂いていたので、1月末ぐらいまでなら夫婦で交代で看病できるので、次の日に退院させる事に納得していました。当然、2週間の入院となると入院代だけでもプラス42,000円になります。
それに、先生と話をしている中で、あまりにも多くの飼い主さんに預けられてしまうと、本来の治療行為に手が回らなくなる可能性があるという事、またこの動物病院は、他の動物病院からの依頼で手術を行うことも多くあると事前に数名に方に聞いていたので、そういった病院が入院治療に手がとられ、高度な手術を必要とする動物治療に専念出来なくなることは問題です。
私たちも心のどこかでは一週間ぐらいは預かって経過をみて欲しいなと思っていましたが、先生との話や、飼い主とし愛犬に怪我をさせてしまった責任を考え、完治するまでその経過もしっかりみてあげなければいけないと自覚しました。もちろん色々なケースがあると思いますので、それぞれの生活環境や生活ペースで愛犬が安心できる治療行為を受けさせてあげればそれで良いと思います。
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手術当日の様子|イタグレbuono骨折治療
生き物を飼うと言うこと、生き物と生活をすると言うことは、人間だけで生活をする環境と大きく変わる。一番変わった事は生活ペースかもしれない。飼う前は人間のペースに合わせさせれば良いと思っていたが、当然、運動もしたいだろうし、怪我や病気もする。よく言われる「ペットは可愛いだけでは飼ったらダメ」それはその通りだけど、言葉を変えるなら「ペットは可愛い、でも可愛くない時もある同じだけある、それでも飼いたいですか?」お金も時間もかかる事もある。
私たちは早速、準備をすませイタグレBuono!のもとへ車を走らせました。自宅からは大よそ30~40分ぐらい。病院に着くといつも通り受付を済ませて、順番が来るのを待っていました。到着から20分程で呼ばれ、診察室の中へ。と、そこには驚きの光景が!!!!Buono!は居るのですが、なんと骨折した右前脚は軽くテーピングしているだけではなですか!!!妻の顔をみると、妻も驚いている様子、家に帰る車の中で『あれは説明の為にわざわざ患部を見やすくしてくれてるかとおもった!?』私たちが診察室に入り、最初に感じた感想は同じでした。
私たちがイメージしていたのは、患部を保護する為にギブスでガチガチに固定された足。だって骨折したイメージはそれしかないじゃん!!前日に妻はその事を想定して肩の部分を大きく開けた服を用意していたのに。。。
そして診察室で対面したBuono!はこちら!ほんとに骨折したの??ってな感じです。
でもこれにも先生から説明があり『今回の手術はギブス固定ではなく、プレート2枚を使いしっかり固定をしているのでギブスは必要ありません。ギブスをしてしまうと、血流が悪くなること、自宅で患部の状況が解らないこと、骨折した足をほとんど使わないケースがあり筋肉が弱くなることもあるので必要なけでば使用しません』
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手術内容と退院。一泊してお家に帰ってきたよ。|イタグレbuono骨折治療
手術後の姿には驚きましたが、自宅で看病するにはこの状態で良かったと感じる。なぜなら、患部の状態が素人でも把握しやすい。自宅に戻って暫くすると傷口から血が滲んでくる、それがわかりやすいので化膿などせずに治療に専念する事ができる。ギブスをつけていないので、Buono!自身も脚を地につけるのに戸惑いがないようだった。
イタグレbuono骨折治療|抜糸して嬉しいよ。かゆいかゆい。 骨折してから23日目、やっと外せたエリカラ。イタグレBuono!は首をおもいっきりかきかき!!!・・・かきすぎで、耳に血が見えますけど^^;
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(動画)抜糸して嬉しいよ。ずっとエリカラしてたから首がかゆいかゆい。 |イタグレbuono骨折治療
冬場の骨折だったので蒸れはなかったものの、耳先がカサカサになったり、尻尾の先がカサカサになり血が出て来たり。骨折治療からくるストレスもあったんだろうね。
- 冬場は「イタグレBuono!の耳から血が飛び散る!!|原因そして、処置と対策と今後の予防|血管炎・寒冷凝集素症・耳介辺縁血管炎」に気をつけましょう!
犬耳から血が飛び散る!血管炎・寒冷凝集素症・耳介辺縁血管炎とは?
骨のズレは自然と直ってくるようです。(骨が再生する過程でまれに太い骨と細い骨がひっつく事もあるそうですが、犬の足はあまり横には動かないので問題無いそうです。)骨の再生レントゲンを初めてみましたが、なんとも不思議な現象です。生き物の強さですね。
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抜糸と、その後の経過観察・・骨折以外の問題も。|イタグレbuono骨折治療
拡大写真の骨の周りにもわっとした白い物が骨が再生しているものらしい。骨の再生を促す為に「海綿骨」を方の部分から移植することも初めて知った。
今考えても防げた骨折だったと思います、じゃなぜ骨折をしたのかと言うと、私達が愛犬の世話から少し楽をしようとした結果だと思います。その当時のBuono!はまだまだ、躾段階で留守番の度にウンチをしてぐちゃぐちゃにしてしまい、帰るたびにバリケンから体から色々な部分を洗うはめに、、。そんな時、いつもならバリケンで留守番をさせるのですが、室内である程度自由にさせておくと、賢く留守番が出来る事がわかり、それ以来、室内を自由に移動できるようにして留守番をさせるようになっていきました。
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イタグレBuono!が骨折してから半年が経とうとしています
防げた骨折の原因とは?この事に関しては次の項目で詳しく書きます。この1年いろいろなブログを書いてきました、骨折治療が進むたびにBuono!の表情が優しく豊かになっていきました。私達との生活にも慣れてきたのでしょうね。ほんとに可愛いやつです。
イタグレが脚を骨折した原因は?
イタグレに限らずトイプードルや、チワワでも骨折が多いようです。その原因はイタグレが骨折する時と似ていて、「ソファーから飛び降りたとき、ジャンプでの着地の失敗、飼い主が抱っこをしていて落としてしまった、ベットから降りたとき」などほんと日常生活の些細な事ばかりです。
今考えても防げた骨折だったと思います、じゃなぜ骨折をしたのかと言うと、私達が愛犬の世話から少し楽をしようとした結果だと思います。その当時のBuono!はまだまだ、躾段階で留守番の度にウンチをしてぐちゃぐちゃにしてしまい、帰るたびにバリケンから体から色々な部分を洗うはめに、、。そんな時、いつもならバリケンで留守番をさせるのですが、室内である程度自由にさせておくと、賢く留守番が出来る事がわかり、それ以来、室内を自由に移動できるようにして留守番をさせるようになっていきました。
骨折をした日もある程度、自由に行動できるようにして出かけたのですが、何が原因か詳しくは判断できませんが、どうやら高い場所から飛び降りたか、興奮してジャンプし着地を失敗してしまったようで、その結果、骨折したようです。今思えば飼い主の私達が躾を急いでしまった事が一番の原因です、躾段階の犬ならウンチをコントロール出来なくても当たり前なので、毎回の掃除ぐらい苦と思わずやれれば良かったのですが、ダメな飼い主でした。。。
骨折した原因として考えられること①バリケンの上から飛び降りた
普段はバリケンを寝床として利用しているので留守番の際にも、バリケンの出入りを自由に出来るようにして出入り口を空けて出かけた。Buono!は私達がいない事が気になり、他の部屋に行こうとして、バリケンの上にのり、飛び降りた。その時に着地に失敗した。バリケンの高さは60cm以上ある、ソファーよりも少し高い、着地に失敗したとしたら骨折してもおかしくない。床には滑り止めやクッション材を敷いていなかった。
骨折した原因として考えられること②柵(ケージ)が倒れて脚が挟まった。
上の写真の茶色い柵。それがケージ。留守番の際に行動範囲を制約する為に、余っていたケージの柵を廊下に立てかけていた。普段は超えようとはしないのだが、私達がいないので不安になり、無理に超えようとして、ケージが倒れて、着地に失敗してか、ケージの間に脚が挟まり慌てた際に、骨折した。普通に利用していても、ケージの間に脚が挟まり慌てて抜こうとした犬が骨折する事もあるようだ。イタグレの脚が通らない幅のケージは見かけた事がない、不安が残るので今はケージを利用していない。
どちらの理由にしても防げた原因だ。今は留守番の際は、バリケンの中に入れて入口を閉めている。6時間ぐらいまでなら、おしっこもウンチも我慢できるようになった。万が一、汚しても洗えば良いと考えている。居心地の良さを確保してあげれば、帰宅した際に寝ている。
では、どのような事に注意すれば骨折を極力防げるのだろうか。
犬が骨折しない為の予防策
一番大切な事は1つだけ。でもこの1つは気長に、地道にやるしかない。それは「しつけ」しつけとは。むやみやたらと怒る事ではない。犬とは、そもそもどんな動物なんだろう?よくよく考えると知らない事だらです。そこで「犬」と検索してみました。トップに出てきた「wikipedia」には、以下のように書かれています。
イヌ(犬、狗、学名:Canis lupus familiaris、ラテン語名:canis、英語名[国際通用名]:dog、domestic dog)は、ネコ目(食肉目)- イヌ科- イヌ属に分類される哺乳類の一種。
人間と同じ哺乳類ですが、全く違う生き物です。だからこそ、犬の特色を知った上で、「しつけ」や「育て方」を選択した方が良いですね。検索をして出てきたサイトに書かれていることだけが、しつけの正解ではありません。私達もたくさんの失敗をしながら日々、犬との生活を楽しんでいます。例えば、こんな失敗もありました「トイプードルなら○キロ、チワワなら○キロと言うようにこの犬種なら、この体重じゃなくちゃみたいな考え方をつい最近まで俺はしていた。」その結果、動物病院で痩せすぎているので体重を増やしてあげてくださいね、と先生に教えて頂いた。
記事元:犬のしつけ・育て方の悩み解消23のポイント!愛犬を笑顔に
生活をする上で間違った「しつけ」をすることで犬が怪我をすることもある。例えばご飯。食事は生き物にとってとても大切な物なので、ペットをコントロールする上でとても重要な要素となる。可愛いからと言う理由でこの「しつけ」を間違った方法でやると、怪我や人間を傷つける原因をなりうる。イタグレのような小型犬ならまだいいかも知れないけど、大型犬になると人間を殺してしまう場合も年間数件起きている。
家具の配置、危ない物を排除することは、勿論、骨折の予防になる。でもそれは、そのような環境に犬がいた場合に限る。自宅以外の場所でも骨折も意外に多い。「ペットホテル、カフェ、ドッグラン」がその象徴だ。愛犬が極端に寂しくなったり、興奮したりする場所だ。だからこそ、いつも通りに過ごせるように「しつけ」をしてあげる必要がある。自宅での骨折なら対処もいろいろ出来るが、外出先となると対処の方法も限られてくる。いまいちど躾を見直そうと思う。
環境面で出来る予防策は幾つかある。
我家も今一度、見直しをしてみよう。
犬が骨折した際の応急処置
愛犬が骨折をした際に、どうしても飼い主は動揺し慌ててしまう、しかしそれは当然のことだ。愛犬が痛がり悲鳴のような鳴き声を出していれば誰しも動揺するだろう。でも、骨折をした際の処置を少しでも頭に入れておけば慌てる事はない。1番大切なこ事はかかりつけの動物病院を普段から探しておくこと。イタグレの骨折治療はほとんどのケースで外科手術となる。まれにギブスだけで治す事もあるようだ。病院によって治療方針、手術方法、入院期間、費用もいろいろあり、どれを選ぶかに寄ってその後の経過も大きく変わる。
犬が骨折をした際に飼い主が心がける事
- 愛犬を落ち着かせる(傍で大丈夫、大丈夫と優しく声をかけ、患部ではない部分を撫でてあげる)
- 病院を手配する(夜間であっても応急処理をしてくれる病院はある。早めに見てもらう。)
- 出来れば患部をタオルなどで固定する(更なる悪化を防ぐため。振動で痛みが発生しないように。事前に勉強をしておく必要がある)
- 患部を動かすのはダメ(素人が無理に引っ張ったり、押したりしない)
事前の予防策など
- ペット保険に入っておく(清算が楽、適用病院が多いと言う理由で、私達はアニコムに入ってます。)
- 応急処置の方法を学んでおく(骨折時に慌てずにすみます)
- かかりつけの病院、骨折手術をしている病院を探しておく(骨折してからだど意外に時間がかかります、どの病院にするか迷いもでます)
- 基本的なしつけはしておく(骨折意外の怪我や病気の予防にもなります)
骨折から1年後のイタグレの様子
骨折からおおよそ1年が経ち、今では元気いっぱい走り回っている。Buono!は骨折時にプレートを2枚入れたのだが、除去したのは1枚のみ、その為、骨折をした右脚の関節部分は、左脚と比べると曲がる範囲が狭くなっている。そうなる可能性はもちろん知っていた。
なぜ、1枚残したかというと、先生からの説明で「2枚とも除去する事は可能だが、今の患部の状況を見るかぎりでは、細いプレートを残した方が骨の支えにもなると言うことと、生活に支障もなく、逆に2枚とも除去をすると言うことは、2度の除去手術が必要となりそれに伴い全身麻酔が2回必要となります。」このような説明があったので私達は1枚は残す事にした。イタグレが全身麻酔をする際のリスクはまたの機会に書きたいと思います。
先週、淡路島のかかりつけの病院の先生にも、関節部分が曲がりにくいお話をして、見て頂いた。日常生活に支障がないのであれば問題ないと言うお話をして頂いた。ちなみにBuono!は骨折をしてから、3つの病院で、とても良心的な3人の先生に患部をみて頂いている。とてもありがたい事です。Buono!の人徳ならぬ犬徳ですかね。
自宅近所の公園で大好きな芝と、ボールで大喜び。
骨折後のイタグレが走り回るYouTube動画
脚は元通り綺麗に真っすぐ治り、性格も無邪気なまま真っすぐ育っています。
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イタグレ体重推移記録|理想的な犬の体重は骨格をみて決めよう
骨折する前に急激に体重が落ちていた。その原因は寒くなって運動が運動が不足した事と、俺が理想体重を気にし過ぎたせいだ。その後は健康を維持出来る体重に。
私達と犬(イタグレ)の生活
犬も生き物である。と言う事は怪我や病気になる事もある。それは普通のことだが、その事に対する準備や心構えが出来ていなかった。いやもっと言えば、犬を飼う心構えが甘かった。ペットショップで子犬のイタグレと出会い。愛嬌のある仕草に触れ飼う事に。もちろん今までにも犬や猫を飼った事はある。でもそれは実家で飼っていたので、心構えは両親がしていたのだろう。子供の頃はペット飼う心構えなど考えた事などない。
Buono!が骨折をして初めてここ構えが甘い事に気がつき、この1年で心構えを持てるようになった。犬は私達に心の安らぎを与えるためだけに存在をしているのではない。犬は犬としての生き方もあるだろう。
イタグレBuono!と出会った時に、この犬は走るのが速いだろうなと感じた。そして散歩や、広い公園に行けるようになり走らせてみると、優雅での力強い加速、スピード感、なによりも走りながら笑っている。そんな人間を見た事がない。その時感じた、この犬は走る事が生きる事なんだと。そしてそんな姿を見れる事が私達の大きな楽しみになった。だからこそ今は、犬との生活をより、のびのびと楽しむ為に淡路島に住んでいる。自宅には庭はないが、自宅近くには大きな芝がたくさんある。芝で笑いながら走るBuono!を見ると時々、Buono!が骨折をした際によっちゃんが発した「いくらお金がかかっても治してあげるからね。」と言うこ言葉を思い出す。
お金をかければ治ると思われがちだが、「いくらお金がかかっても治してあげるからね。」と言う言葉は、「出来る事は全部してあげるから安心して治療をうけなさい」と言う強い意思表示だった。この1年、よっちゃんは出来る事は全部してきた、いろいろな方に連絡をし、病院にも幾度となく行き、うんち、おしっこもいつも綺麗に世話をしてあげていた。そして寒くないようにと本気で寝袋や服を作り始めた。お金をだせばいくらでも売っている。でもそれではダメだっんだろう。Buono!に服を作るのも少しでも安らぐようにと愛を伝える治療の1つだったのかも知れない。
骨折はしない方がいい。でも骨折をしてしまった。そしたら、ただのペットだと思って飼い始めた犬が、家族の中に入っていた。
骨折治療中の飼い主さん、骨折させてしまった飼い主さん、焦らずゆっくり治療を行なえば、あとは生き物の本来の力によって見事に骨は戻ります。場合によっては多少の後遺症が残る事もあると思いますが、それは仕方のない事です。だからと言って悲しむ必要はありません。生き物が生きる上で怪我の1つや2つはしますよ。
最後にBuono!の骨折治療に関わって頂いた動物病院の先生、イタグレの飼い主さん、ペットショップの皆さん、Buono!は元気になりました。たくさんの愛をありがとうございます!
このブログが骨折をしたワンちゃん、犬の骨折予防の役に立ちますように。
淡路島のイタグレBuono!より
イタグレ骨折してから数年後
『うちのこは大丈夫です。』には100%の大丈夫はない。イタグレBuono!もうすぐ10才の手作りごはんの記録今日の淡路島は