私達人間も、季節に応じて、衣食住や健康管理を調節しますよね。犬もその季節ごとに、洋服着せたり、お水をまめにあげる時期や温かくや涼しくしてあげたり、「ウイルス」や「蚊」や「ノミダニ」の予防といろいろ健康管理をしなければいけません。
目次
「春」からお話しします。
春は、温度差が激しい季節で、暖かい日もあれば、寒い日もあります。朝夕に急に冷え込みますので、ハウスのの中やケージ、バリケンと言った、愛犬が寝ているお部屋の温度を意識してあげましょう。窓を開けっ放しのお部屋で愛犬は寝ていませんか?仔犬や高齢犬など気温の変化に大変弱いですので、特に注意して下さい。
「狂犬病」の予防接種を受けましょう。
こちらは年1回必ず受けましょう。日本国内で義務ずけられています。全ての哺乳類、もちろん人にも感染し、100%の死亡率と言う恐ろしい病気です。感染経路は、感染した犬が咬みついて、傷口から体内にウィルスが侵入して、各神経組織を蝕んで行き、発病した犬は、狂操状態になってしまいます。現在は、日本での発症は0です。
ノミダニ予防
あと、冬の間静まっていた「ノミ・ダニ」の活動が始まります。と言われていますが。。。1年中、気を付けなければいけません。夏よりかは冬の方が少なくはなりますが、いないわけではありません。「ノミ・ダニ」の予防と駆除は基本4月から11月で温かい地域などは期間をのばしましょう。動物病院で処方してもたらえる、首の付け根につける、スポットタイプの駆除剤が効果的で安全でもあります!
「ノミ·ダニ」
犬に寄生して、血を吸います
↓
吸われたところが、痒くなりかきむしり始めます
↓
かきむしった傷から細菌が入りこんだりします
皮膚炎を引き起こしてしまいます。「ノミ·ダニ」は人も刺しますから、しっかり駆除しましょう。
そして「フィラリア予防」
フィラリアとは、糸状の寄生虫で心臓に寄生して起こる病気です。
フィラリアに感染している犬を蚊が刺して
↓
口ばしに寄生虫を付けて
↓
感染してない犬に刺し
↓
口ばしについていた寄生虫が皮膚に落ちます。
↓
そして、刺した穴に落ちるまで6か月
↓
穴に落ちてから
↓
筋肉に達するまでが2〜3か月
↓
そこから血液に入り、泳いで心臓へ行く
とゆう流れで、フィラリア症になります。症状は、「咳、貧血、血尿、脱水症状」が現れ、血を吐いて急死する事もある、恐ろしい感染症です。蚊に刺されてすぐフィラリア症になるわけではないので、毎月、病院で処方された薬を飲ませて予防ができます。基本4月~蚊がいなくなる時期ぐらいまで飲ませます。
ホコリや花粉など多く舞う時期でもあります。
目ヤニや鼻水の原因になりますので、お部屋は清潔に!そして、犬の毛の生え変わり時期、「换毛期」です。ブラッシングをいつもより頻繁にしましょう。
まとめると!
- 狂犬病予防接種を受ける
- ノミダニの予防
- フィラリアの薬スタート
この3つは必ず忘れない様に!
我が家の出来事
我が家のイタグレBuono!はとっても寒さに弱いので、朝夕の温度差の為、まだバリケンの中は毛布で暖かくして、寝袋で寝ています。特に朝が冷える日は、バリケンにカバーしている上から、さらにブランケットなどで覆いかぶせて、隙間風なども入らない様にしています。(暖房器具は使っていません。)3月に狂犬病の予防接種を毎年。そろそろ4月に入ったので、ノミダニとフィラリアの薬を処方してもらいに行ってきます!!
次回季節ごとの健康管理夏⇒夏は日射病や熱射病、食中毒に注意しましょう【犬の育て方 vol.47】
- 春は狂犬病予防接種|ノミダニ予防|フィラリア予防|換毛期【犬の育て方 vol.46】
- 夏は日射病や熱射病、食中毒に注意しましょう【犬の育て方 vol.47】
- 秋は体調をくじやすい|夏バテ|食欲不振|肥満【犬の育て方 vol.48】
- 冬は防寒対策|皮膚トラブル【犬の育て方 vol.49】