犬服・犬寝袋の発送日に関して

犬の習性を知る|犬と暮らす前に知ってくと困らない11の習性【犬のしつけ・犬の育て方 vol.4】

犬の習性を知る【犬のしつけ・犬の育て方 vol.3】

 

代表的な習性を知る

 

犬本来の「クセや行動」の事を「犬の習性」と言います。狼を先祖に持つと言われている犬は、もともと群れで行動して、群れで狩りをします。その中で必ずリーダーがいて全ての仲間に順位があり、自分より順位が上の者には絶対的な「服従心」があります。

 

という事は、愛犬は私達飼い主が「群れで生活する仲間」という事になります。愛犬は、常に家族の中で誰がリーダーで自分の順位をどこなのかを意識しています。誰のいう事も聞く犬になるのか、誰のいう事も聞かない犬になるかはこの順位で決まります。犬が家族よりも上になれば、いう事を聞かないだけでなく、咬みついたり、わがままになったりと問題犬になってしまいます。

 

犬の習性を知る|犬の育て方

 

理想は、お父さん・お母さん・がリーダーで、お子様達が続き、最後に愛犬と言う順位が1番です。

 

皆さんは大丈夫ですか?

 

例えばですが。知らず知らずのうちに、犬の言うことを聞いてしまい犬の方が順位が上だなんて事になってしまっているケースがあります。

 

  • 犬⇒玄関前でお散歩に行く時間だから待っている
  • 飼い主⇒まぁ〜なんて賢いの!お散歩の時間だもんね!

 

そしてそのまま、首輪をつけてリードつけてお散歩へ

 

この流れは、完全に犬の言いなりになってしまっています。犬は自分がリーダーだと認識して、いつの間にか、飼い主様の指示も聞いてくれない愛犬になってしまいます。

 

その他、人間には理解の出来ない、できればやめてもらいたいと思う行動や癖の「習性」が多々あります。 犬を飼おうか迷っている方も、この様な「犬の習性」があるのだと、知って飼い始める方が困ったことがあった時に対応しやすいと思います。犬種に寄ってもその習性は少し変わります。犬を飼ってから「こんな習性困るし大変!飼うのやーめた!」なんて、飼う事を辞める事はできません。

 

飼い主となる方の、犬を育てる環境(一軒家なのかマンションなのか)によっても、困る困らないがあると思います。犬の習性をコントロールして最低限の躾ができ、問題行動に発展しない様できるのかなど、習性を踏まえよくよく考え、犬種を選び、我が家へと迎えられる事をお勧めします。

 

そして、犬も人間も日々楽しく生活していく為に、この「習性」を理解して家族全員が犬より上位になり「愛犬の頼れる存在」になりましょう。

 

では、順位を決める以外にどんな犬の習性があるんでしょう。 「知っておいた方がいい習性」や「特に飼い主がお困りになっているケースが多い習性」その習性をどのように対応しているのかをお話しします。

 

ここから先は、私たちの体験談、お話しを聞いた飼い主さんの経験談、調べて思ったことなど、 知っておいた方がいい11個の習性などもお話ししておりますのでご覧ください。

犬の習性を知る【犬のしつけ・犬の育て方 vol.3】

 

犬と暮らす前に知ってくと困らない11の習性

 

1.犬は動く物を追いかける

 

もともとハンターであった本能です。 鳥や虫、走る子供や大人、風に舞う葉っぱ、などを追いかけようと、走るスイッチが入ります。 散歩の時など、しっかりリードを離してしまわない様に気を付けましょう。 犬は何に反応して急発進するかわかりませんので、子供さんがお散歩させる時など注意してあげた方がいいですね。

 

2.狭く、比較的暗い所を好む

 

もともと夜行性ですので、薄暗い所を好みます。 「犬のハウスを広く、明るくしてあげたい!」とついつい思ってしまいますが、あまり広すぎず、薄暗い穴に入るようなイメージのハウスが、犬は落ち着きます。そんな落ち着く環境を整えてあげてください。 我が家も初めは、ケージで広々寝させてあげていたのを、今はバリケンで寝させています。 バリケンに変えてからの方が、自らバリケンに入り、熟睡しています。一見そんな窮屈な所で。と思うのですが、落ち着くんでしょうね。バリケンのカバーは手続りして、バリケンの中を薄暗くもしています。

 

クレート(バリケンネル)と寝袋を使った犬の寝床:保温・保湿効果抜群で冬も快適

【保温・保湿効果抜群!冬も快適な犬の寝床の作り方】クレートカバーの使い方 【保温・保湿効果抜群!冬も快適な犬の寝床の作り方】クレートカバーの使い方|クレートカバーの通販

 

3.犬の挨拶はニオイを嗅ぐ事

 

犬同士の挨拶は、おしりをニオイ合います。 出来れば年齢が上の犬から若い子の犬のお尻を嗅ぎます。 「お尻におったら恥ずかしいわよ!」と思ってしまうかもしれませんが、犬の世界では常識なんですよ。ニオイ合いましょう。 自己紹介みたいなもんで、相性が良ければ遊び始めたりしますが、相性がよろしくなければ、トラブルが起きない様に離れましょう。 人間と犬の挨拶は、手のニオイを嗅がせてください。

 

4.正面、上からや目を見つめられることは、脅威である

 

相手に敵意があると示している事となり、犬には脅威である。(脅威とは、おびやかされている感じの恐ろしさ) 「かわいい~」と言いながら犬を見つめると、たまに「ワン!」と犬に吠えられることはありませんか? 犬は脅威を感じているのです。怒っているのではないんです。怖いんです。

 

5.物を収集して、ハウスに隠したり、外犬ちゃんは穴に埋めたりする癖

 

オオカミ時代の名残!?らしいです。あと、食料も食べたい時に食べれたわけではないので、寝床や、穴を掘って埋めて隠して、ほかの者に取られない様に隠しているという昔の習性が残っているんですね。 おもちゃなどを寝床に持っていき、取ろうとしたら咬まれそうになったり、威嚇したりするといった経験はありますか? それも、このような習性から、食べ物を取られたくないという思いから起こす行動ですので、この習性も理解して置いた方がいいでしょう。

 

犬の習性を知る【犬のしつけ・犬の育て方 vol.3】

 

6.縄張り意識

 

オスの縄張り意識の強い子はマーキングをします。外だけでなく家の中で、ソワァーやいろんな家具にしてしまう子もいます。 去勢をすれば、直るわけでもありません。 我が家の場合は、イタリアングレーハウンドのオスを飼っています。6か月ほどで、去勢しました。去勢後脚を上げてのおしっこもせず、マーキングもしません。 実家で飼っているチワワのオスは1歳を過ぎてからの去勢ですでに脚あげでおしっこをしていましたがマーキングはしない子です。去勢後変わらず脚あげ直らず、マーキングは引き続きしていません。 初めて飼ったシーズーは、去勢をしていません。外で排泄のみ、マーキングも外のみしていました。室内でのマーキングありませんでした。 この様に、犬種にもよったり、その子の性格にもよったりですが、オス犬を飼われる方は、縄張り意識からのマーキングに悩むことは頭に入れておきましょう。 メスは、オスほど縄張り意識はなく、マーキングなどもありません。

 

7.吠える

 

吠える事がお仕事だった犬種は特に吠えます。 そして吠える事はどの犬種も当たり前です。 ご近所様とのトラブルの原因にもなりますので、躾を仔犬の段階でする事が大切です。

 

8.マウント

 

マウントとは、よく人の足や手にまたがり腰を振るしぐさです。 オスに見られる行動で性行動と思ってしまいますが、この行為は支配的行動であって、犬同士でれば、強い犬が上になりこの行動をとります。 「キャー腰ふってる~」て子供などは大笑いしますが、犬にどっちが強いか試されているんで、すぐにやめさせましょう。

 

9.ウンチをする前にグルグルまわる

 

うんちをする間、無防備な体勢になるので安全確認の為、グルグル回ります。 おかしな行動ではありません。どんな犬もグルグル回ります。

 

10.食糞

 

この食糞は、仔犬の間によく見られる習性だそうです。 栄養が足りていないか、ごはんの量が足りていないか、ストレスからか、ウンチが良いニオイでたべちゃうか、綺麗好きだから、ウンチがあることが絶えれないから食べる。これは人間には理解ができませんが、犬はそう考えるらしい。 あと、敵に見つからない様に痕跡を残さない為と聞いたこともあります。 どんな理由にせよ、やめさせたい習性。 ウンチを素早く始末するか、できないのであれば、留守中にウンチをしないサイクルにする為、散歩時間を改めたり、フードを香料が入っていないもの天然成分のフードに変えて、ウンチから香がするのを防いでやめさせます。 私が今まで飼った、シーズー2匹・チワワ・イタグレ・ブリュッセルグリフョンは食糞した事がありません。

 

犬の習性を知る【犬のしつけ・犬の育て方 vol.3】

 

11.攻撃性

 

臆病な犬ほど威嚇をしますし、狩猟本能で獲物を追って攻撃=咬みつく事ですから、咬むことは、習性。 咬むことは躾で直せますが、ホントに恐怖を感じた時や、仲間(飼い主様)を守らなければ!と思った時は、愛犬の歯は凶器となり、他人を傷つける事に繋がります。 「うちの子に限って~」と思われている方もおられるかと思われますが、いつ何時そのような感情に愛犬がなるかはわかりません。よく、飼い犬が人を咬んだという事故・事件がニュースにもなっています。 犬は咬む動物であることはしっかり理解しておきましょう。そして、歯は凶器になるという事。 小さいお子様がおられる方は、気をつけましょう。

 

おわりに

 

目立った習性はピックアップしましたが、他にもいろいろと犬種によっての習性などもあると思います。 ですが、主には、こちらに書かせて頂いた習性は、ペットを迎え入れられた、飼い主様が目にして、実感する犬の習性かと思います。

 

全ての犬にこれらの習性がひどく現れ、悩まされるというわけではありません。飼ってみないと正直分らないからこそ、前もって犬の習性をしっておくべきだと私は思います。 人間社会で犬が生活するには、習性を理解したうえでコントロールできなければ、犬も飼い主も幸せな生活になりませんので、しっかり学んで愛犬と楽しい日々を過ごせるようにしましょう。

 

犬の習性を知る【犬のしつけ・犬の育て方 vol.3】

 

 

犬のしつけ・犬の育て方|ペット看護士よっちゃんと愛犬の「笑顔になる暮らし方」悩み解消64のポイント!

 

コメント・質問などお気軽に。