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犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要【犬のしつけ・犬の育て方 vol.1】

犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要|犬の育て方

 

犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要

 

犬に鎖骨がない事をご存知でしたか!?私はペット看護士資格の勉強をするまで、鎖骨があるのか無いのかを気にした事がありませんでした。 今まで、3匹の犬のお世話をして4匹目の我が家のイタグレBuono!ではじめて学びました。

 

たまたま、今までは、犬の負担となる抱き方などをしていなく、たまたま怪我に繋がる事にならなかったので気にしなかったのでしょう。ですが、犬を育てるに当たって、知っておいた方が、飼い主様も愛犬も幸せな事がたくさんあります。

 

その一つが鎖骨がないこと。 毎日、犬を抱きますよね。鎖骨がないからどうなのか?をお話しします。お子様にもお話ししやすいように説明致しますので一緒に学んで、愛犬が負担にならない様にしてあげましょう。

 

例えば鎖骨がある動物は人間やサルや猫やマウスなどです。 鎖骨がなぜあるのかと言うと前足、人間で言うと「手」は物と掴んだりと歩行する事以外で使います。その為いろいろ自由に動かせて、細かい作業ができるように腕がしっかり胴体に固定されていなければなりません。その胴体につなげてくれているのが鎖骨。 鎖骨のおかげでグルングルン腕を回すこともできて器用に使う事ができるんです。

 

鎖骨がないのは 犬や馬、牛など鎖骨はありません。 共通点わかりますか!? 細かく言うと、ライオンや猫科だけどチーターもありません。ちなみに猫には鎖骨があります。

 

はい!共通点はと言うと。獲物を求めて走る動物達ですね! 歩く事や走る事だけに前足を使うので、鎖骨がない方が前足を遠く前に伸ばすことができて走りやすいんです。

 

鎖骨がある事、ない事の理由はわかりましたね!

 

犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要【犬のしつけ・犬の育て方 vol.1】

 

注意点や、起こりえる怪我などや体験談

 

まずイヌは肩甲骨を支えているのは首の付け根の筋肉で支えられているだけであり、体の側面に繋がっている為、もちろん真横には開くことはできません。

 

前足だけでむやみに抱き上げるのは、関節にも負担がかかり痛がります。 この時、犬が痛がってとっさに飼い主様に咬みつくという事があります。 そして、咬まれた痛さにビックリして愛犬を抱き上げた状態から落としてしまったり、愛犬の鳴き声に驚いて落してしまった方も多いようです。

 

もし落してしまった時は

 

  • 怪我をしていないか
  • 体を触って痛がるところは無いかや落した拍子に脱臼してしまっていないか
  • 足がブランとなっていたら骨折していると思うのであまり骨折箇所を動かさず安静にして、すぐ病院へ!
  • 落した日は嘔吐などしていないか

 

冷静に観察して、不安な方は動物病院にご連絡して、状況をご相談される事などをして対処しましょう。症状はすぐに出る子と、2~3日後に出る子がいます。

 

外傷が無くても、愛犬は落されたと言う恐怖は残ります。 以後、落さない様に抱き方を学び直し、ゆっくり時間をかけて恐怖心がなくなる様にしてあげましょう。 恐怖心が残っている時に、他人が抱きかかえようとして、咬みついて怪我をさせてしう事もあるかも知れませんので、飼い主様が判断して、事故が起きない様にも気をつけましょう。

 

実際、咬みつかれた飼い主様は咬みつかれた箇所を何針か縫う事になっているケースはとても多いようです。 犬の瞬間的な咬みつきは、甘噛みと違いスパッと切れます。 もし、お子様が咬まれたら、お子様は犬嫌いになってしまうかも知れませんし、反対に犬がお子様、飼い主様を怖がる様になってしまうかもしれません。 そんな事があっては、誰もHAPPYではありませんよね! 少し大げさと思うかもしれませんが、起こった後では遅いんです。 体験された方は、事態が起こってから反省して、はじめて犬の事を学ぼうとします。罪悪感なども残りますし、愛犬がなんともなければいいですが、どこか不自由になって介護生活が始まる事だってあるかも知れません。それも全て受け入れて共に生きていくこととなります。

 

犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要|犬の育て方

 

私達、飼い主には「犬を飼う=犬の事を知る」という責任があります。 犬は話ができないからこそ、必要最低限は私達人間が犬の事を学ばなければ、犬は教えてくれません。たかが、鎖骨のあるなし。。と思われるかもしれませんが、それが飼い主様の怪我や、犬の骨折など、いろいろ繋がっていくのです。

 

家族みんなで愛犬と楽しい生活を送る為にも、知っておきましょう!!

 

抱っこバックがあると日常はもちろん、災害時にも便利です。

 

 

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