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犬には鎖骨がない!
「犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要」を書いてから2年経ち、改めて読み返して、この通りだな。実際はこうだな。感じたこと、思ったことを書いてみます。記事の最後には愛犬にお洋服を着せる時、脱ぐ時のポイントも書いています。お洋服を着せる時、脱ぐ時に嫌がるワンちゃんは参考にしてみて下さい。
犬には鎖骨がないから抱き方には注意が必要【犬のしつけ・犬の育て方 vol.1】
このブログは犬・猫の特徴、性格、健康管理、応急処置、食事療法、しつけなど専門的な知識を深める為にペット看護士資格を取得し、その後、愛犬との暮らしの中で感じたこと、経験を元に書いています。大切なことは資格じゃなくて、生き物とすなおに触れ合うこと。
イタグレBuono!の変化
鎖骨がないからと、毎回思いながら抱き上げたりすることは無いですが、この2年間で、我家のBuono!は運動量も増え、筋肉で体重も増えています。前脚の腕の付け根(脇下)から胴体に指をしっかり大きく包み込み持ち上げる瞬間ズシッと感じるようになりました。この時、いくらしっかり胴体も固定して持ち上げたにしても、あまり長い時間この持ち方は腕の付け根に負担が集中するなと感じました。
では、腕の付け根に負担が集中すると何がいけないのか?何が起こりえるのか?
腕の付け根に負担が集中すると
- 痛がる 持ち方が悪く純粋に痛い。抱きかかえられることが苦手になってしまいますね。
- 怖がる 基本、脚が地面についていないことは犬は怖がります。暴れて落とす危険性があります。
- 肩関節の脱臼 腕の付け根に負担がかかって、脱臼してしまいます。
このようなことが起こりえると考えるのは我家のBuono!が筋肉量増加で負担が大きいからだけではありません。
犬も人間と同じく年をとる
- 筋肉増加や低下
- 老犬の骨、カルシウム不足の骨、脆い骨
- 犬は関節が弱い
- 身体が柔らかい、硬い
「鎖骨がない、肩甲骨を支えているのは首の付け根の筋肉で支えられているだけ」この事を理解していると、犬が若くても老いてても目に見えない骨の状態が良くても悪くても、どんな場合でも、抱き方には注意が必要なんだと再確認できますね。
- 犬は外で飼うから、室内で飼う家庭が増え
- 室内で飼うので犬の寿命が延びてる
- 人間と同じような暮らしに近づき高齢化も進む
- 犬はペットから家族の時代
って感じですよね。いろんなことを人間が守ってあげればあげるほど犬も人間と同じような症状が現れてきているように感じます。
現代の犬の病気
この方のブログにも書いていますね。アレルギー、温度調整からの体調不良これが悪いとはゆっていません。そのような時代になっているので、理解した上で愛犬と生活し改善が必要であればする。必要なことであれば対応する事が大切かなと思います。
現代的な生活の中で身近で頻繁に着せる服
鎖骨がないに繋がる。
愛犬に服を着せる、脱がす時に病気がちだから、肌が弱いから、肌を守る、温度調整、ファッション、外で遊んで汚れてもいいように、怪我防止、虫防止などなど。必要な時、必要と感じた時、我家も着せています。
服の脱ぎ着のポイント
- 着せる時、脱がす時に「なんで今キュンってゆった?!?」てことはありませんか?
- 前脚を通す時、知らず知らず横開きにしていませんか?
- 不自然な方に脚を曲げようとしていませんか?
脱がす時も同じです。できるだけ、犬の脚が素直に曲がる方に曲げてどちらかと言うと、服をひっぱり愛犬に負担がないように前脚を着せてあげることを意識しましょう。あまり無理な着せ方をして、痛いと感じたら、犬は嫌がります。抱く時の注意にも書いたように、脱臼に繋がるかもしれません。何かを守る為に着せる服なのに、怪我に繋げては何をしていることかわかりません気を付けましょう。
犬には鎖骨がないからこそ
眼に見えないからあまり意識しませんが、抱き上げる、服を着せるなど身近な日常知らず知らずに、痛いと不快に感じさせてるかもしれない、骨、関節に負担をかけているかもしれない。少しの意識で、そのことを改善できます。これからも、抱き上げる時、服を着せる時など気をつけていきましょう。