【犬のしつけ・犬の育て方 vol.2】では大きさの異なる犬の抱き方を学びましょう。
目次
犬の抱き方とゆっても全てが正しいとは限らない
正しい犬の抱き方とゆっても全てが正しいとは限らないと私は思っています。犬種やそのワンちゃんの性格などに合わせて、一番落ち着く抱き方を探してあげてください。 ここでは基本的な抱き方を紹介します。危険な行動に起こり得ることや、体験談なども付け加えてご説明致しますので、実際に愛犬を抱く際はどんな時でも慎重に抱きかかえてあげることを意識してください。
小型犬の場合
左側に犬の顔が来るようにする
小型犬は腕の中からスルッと抜けてしまい落してしまう方が多いようです。 調べていたらチワワを落して怪我が多いようです。なので、左手で軽く顔を飼い主様の胸に押し当て固定して、急に暴れてしまっても落とさない様にしておくことがポイントです。この時、決して強く押しつけたり、ついつい右手の犬の胸を支えてる手が強くなり過ぎない様に注意して下さい。
痛いとキュンキュン鳴きますので、鳴いたらどこか痛いという事ですので力加減に注意しましょう。 「痛いな」と愛犬が感じてしまったら、暴れますし、抱っこされる事が嫌になってしまいます。 次から、吠えたり、威嚇するようになってしまう子もいます。
あと慣れていない方が仔犬を抱こうとするのは、できれば避けておいた方がいいかと思います。もし、それでも抱こうとするのであれば、座った状態で、飼い主様もそばに付いている状態で抱っこされたらいいのではないでしょうか。万が一、落したら、飼い主様も抱いた方も愛犬も悲しい思いをしてしまいますからね!
そして、どの方が抱かれたとしても、少しでも暴れる素振りを見せた時は、すぐにしゃがみ込み高い所からの落下を防ぎましょう。
中型犬の場合
中型犬・大型犬はまず犬を落ち着かせながら、抱き上げるように段階を踏んで抱えましょう。小型犬と違い、頻繁に抱きかかえる事はないと思いますが、病院で診察台にあげる時や、車に乗せる時や、外で怪我をしてしまった時とかに抱き上げる場面がでてくると思います。 そんな場面がいつ来ても大丈夫なように、自宅で、練習しておきましょう。
左側に犬の顔が来るようにする
大型犬の場合
左側に犬の顔が来るようにする
シチュエーション別の正しい犬の抱き方【犬のしつけ・犬の育て方 vol.3】
小さいお子様が抱っこされる時
小さな手だし、力もあまりないので、犬が暴れたら危ないので、あまりにも暴れるワンちゃんの場合は、お子さん一人で抱っこする事はお勧めできません。 座った状態で抱っこする事から始めましょう。
小さいお子様が抱っこされる時ポイントは
愛犬のお腹をしっかり子供の胸に押し当てれているので、力の弱さをカバーできているのと、体が密着している事で、犬も安心しているんでしょう。
小型犬の抱っこの際に起こりえる事
おしりを抱え、支えているからこそ、犬は安心するのですが、その反面何かに興味を示したりして興奮した際は、支えてる手は踏ん張りやすいジヤンプ台となり暴れて飛び降り様としてしまいます。 それで落ちて、怪我(骨折)をする犬も多くいます。 愛犬の動きを意識しながらしっかり抱えてあげるようにしましょう。 こようなことが多々起こりえそうな犬の抱き方は次回紹介します。
そもそも、犬は高い所が怖いので、嫌な思いをしていなくても、抱きかかえられることが元々嫌いで吠えて威嚇する子がいます。 しかし、今マンションでお住まいの方は、共有スペースは必ず抱きかかえて移動しなければいけません。 この場合は、バリケンやキャリーバックや人間のボストンバックでも構いません。 まずは、自宅でしっかり慣れさせることが大切ですが、嫌がるのを無理やり抱きかかえるより、バックに入れて移動する事をおススメします。 愛犬もストレスにならないし、飼い主様も毎回憂鬱になる事も無いので!
中型犬の抱っこの際に起こりえる事
あまりにも私達の腕が中央に寄りすぎていたら、犬はグラグラしてしまい不安で暴れてしまいますので、しっかりバランスの取れる位置で抱きかかえてあげましよう。 中型犬にもなれば、体重はもちろん力も強いので気をつけましょう。
大型犬の抱っこの際に起こりえる事
大型犬は飼い主様より体重も上回って来るかと思いますので、抱きかかえなければならない状況以外はそうそう抱かないと思いますが、怪我をしてしまったり、発作などで倒れてしまったりした時は、一人で無理に抱えようとはせずに人を呼んだりして運んであげましょう。便利なグッツも販売されています。
私の体験談・経験談
仔犬の時に、抱きかかえていて落とされた方 トイプードルなんですが、前の両足を骨折してしまいました。骨折したら、見てわかるのかな?と質問される方が多いようですが、分りますよ! 片手でしたら、ブラ~ンとぶら下げた状態になってたり、足を引きずったり、鳴き続けたり(悲鳴の様な鳴き方)様々な症状で訴えてきますので、骨折だ!と思わなかったとしても、何かおかしいとは分るはずですよ。
このトイプードルは、両足ですからもちろん立ち上がれなく、飼い主様が触ったら痛がるし動かない状態だったそうです。 すぐに病院に連絡して、症状を説明して、「骨折だろうからすぐに連れてきて」と言われ、レントゲンにて骨折を確認されました。 片方の足はギブス治療、片方はプレート手術にて治療されました。 今ではとっても元気にお散歩されています。
ですがある日、いつもは私が撫でても喜んで大人しいのですが、私がその日撫でた後しゃがんだ状態で抱きかかえようと脇から胴体に手を回したら、吠えて怒られました。 推測ですが、前足を骨折してから、飼い主様以外、心を完全に許している人以外の人が抱く事に恐怖心が残っているのではないかなと思いました。 私も、いつもと違う行動を、その子に取ってしまったので驚いたのかもしれませんが。 犬は、一度怖い思い、痛い思いをした事は覚えています。 もし、ご家族に対して何も怖がらなくなったとしても、他人が抱こうとすると怒るかもしれませんから、飼い主様がしっかりご判断できるようにしておきましょう。
あと、調べていたら、「抱っこしていて落としてしまった、病院に行くべきかを悩んでいる」と言う方が多いことに驚きました。 犬がケロッとしていても、係りつけの病院にご相談のご連絡は入れた方がいいと思います。 病院に行かず、その後下半身麻痺になり、車いすが無ければ歩けなくなってしまった犬もいるそうですから。 それに、病院に相談しておいた方が、「大丈夫かな。。。心配だな。。。どうしよう。。。」と悩んでいる時間に愛犬の症状が悪化する恐れもあります。 何事も無ければ、考える時間も短く済みますし、早く安心できますよね。
この様な悲しいことを起こしてしまわない様に、「犬の抱き方」を早い段階で家族で学び、愛犬が落ち着く抱き方を身につけましょう。
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