走りながら海に目をやると魚群。たまに釣りをする人間はこれを見て、絶好のチャンスを逃したと考えるが、日常的に釣りをしているとそうは考えない。いつもの魚の群れにすぎない。魚が群れていようと、一見が魚がいない雰囲気があろうとそれは、感じる側のただの感でしかない。
海の中にはいつも魚はいる。その魚を如何にして捉えるかが大切であり、その準備をしていないものはいつもチャンスを待つ。そしてチャンスをものに出来なかった時に落ち込む。
一方、海の中にはいつも魚がいることを意識している人はどの魚をどれぐらいとるかを考え海の中に仕掛けを備える。一匹も獲れない時はチャンスがなかったとは考えず、こう考える。目的の魚に適した仕掛けを備えることが出来なかったと。
人生にチャンスという遇想を求めない、いつも来る事実を扱えるようになることが幸せの状態。