町を歩く。小さな町だから1時間もあれば一周できる。海を見て、いや、海と空を同時に見て想う。綺麗だなぁと。小高い丘に向かう、桜が咲き、名を知らぬ花も咲いている。つい2日前まで蕾だったチューリップが満開を超えてもう枯れそうになっている。丘から海に戻る、海と川の境目が綺麗だったり、小さな子どもが遊んでいる。
そんな町。
何をするでもなくただボーッと歩くだけで気持ちがいい。お爺さんやお婆さんが朝早くから歩く気持ちも少しは分かっあような気がする。この季節の淡路島は最高に気持がいい。暖かな気温のせいか心も軽やかになる。やりたいことが机の上のメモにいっぱいになる。毎週それを1つづつやって、ペンで文字の上から線を書いて消す。短い時間で終わることから、長い時間かかることまでだいたい5個ほどは次の週に持ち越される。
そのメモを見て改めて想う。
面白みが無い。遣りたくないことは書いていないがワクワクが詰まっていない。町を歩くと自然とスマホのカメラで海や花を撮影している。自然と。自然なメモがない。今月は自然なメモを書こう。「キャンプをする」とか「海で遊ぶ」とかではない。例えば、
「よっちゃんが服を製作している姿を隠し撮りする」
「Buono!の歩く後をついて散歩をしてみる」
「公園でペタンクするお婆ちゃんと遊んでみる」
何じゃそらと言うような事をメモする。大人になるとこの「何じゃそら」と言うような事を思いつかなくなる。しょうしょう馬鹿らしいけど、大人になると「しょうしょう馬鹿らしい」ことをしなくなる。
1日は神社にお参りに行く。隣町に行く途中に急な坂がある。その上にある神社を見つけた。来月はその神社に言ってみよう。何じゃそらと、しょうしょう馬鹿らしい事をブログに綴ろう。