3月1日に感じたこと。「今」

生き物にとって常に大切なのは今でしかない。

動物、植物、人、犬、猫・・・どの生き物にとって過去も未来も大した意味がない。過ぎ去った時間が過去、その時間が栄光であって挫折であっても今と比較すると大した価値がない。これから訪れる時間が未来、栄光の日々が訪れるか挫折の日々が訪れるかそれはわからない。栄光の日々が訪れれば人は過去の努力の結果と言い。挫折の日々が訪れると努力が足りなかったと言う。

今日は昼から近くの海沿いに佇む小さな神社に行ってきた。

手を合わせいつもと違って今日は少しばかり心に語りかけてみた。私たちのもとには日々、色々な飼い主さんからメールやLINE、SNSを通していろいろなメッセージが届く。多くは嬉しくなったり、幸せを感じる内容だが、中には返事に困るメッセージもある。それはサイズが合わなかったとか、まだお洋服が届きませんと言った内容ではない、そもそもそのような内容のメッセージに困ったり悩んだりする事はない。初めてのお洋服で理想とするサイズになる事は少ないし、お届けまでの時間はご注文時にお知らせをしている。（現在はお届けまでに30日営業日ですが、近々、45日営業に変更させていただく予定です。この事はまたの機会に書きます。）

困ったり悩んだりするメッセージとは「愛犬が亡くなった。」とか「怪我をした。」「事故にあった。」というものだ。差し障りのない内容で返事を書く事はできるが、性格がそれを許さない。ブログでもメルマガでも意識的に気をつけている事がある。それは「感じたことを、感じたままに。」このブログでもそうだが誰かを意識して書く前に感じている事を書くことを大切にしている。その結果、誰かの役に立てばいいし、私たちの失敗が誰かの教訓になればいい。

海をみて、空をみて、寒桜をみて歩く。

自宅の目の前は海だ、決して沖縄のような海でも、太平洋のような海でもない。でも海が見えるだけで嬉しい。海沿いの神社で手を合わせ、役所の横の路地に差し掛かると寒桜が咲き始めていた。春を感じると同時に冬の終わりを感じる。そして夏の楽しい海をイメージする。

まるで過去、現在、未来を想うかのように、同時に３つの事を考えたり思ったりする。俺は欲張りだ。先ずは今を生きよう。そして疲れたらしばらく休憩しよう。

春に咲く桜のように。