犬服・犬寝袋の発送日に関して

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

生き物全てに生まれた日がある。それを誕生日と呼ぶとしたら我家のイタグレBuono!も11月6日、今日が誕生日になる。犬を飼って初めて犬の誕生日を意識した日でもある。なぜ、意識をしたか少しだけ話をしたい。お祝いだから酒を片手に持ち綴る。

 

話をBuono!との出会いに戻す、出会う前に妻とこんな会話をしていた。

 

1月に入って、かねてより妻が犬を飼いたがっていたので、「そろそろ飼ってみる」と言葉にして伝えてみた。妻は「いいの??」とやや、本当は飼いたくないのでしょ、という感じのトーンで聞き返してきた。 俺は「今までと違った環境になることで、また新たな生活になるかもしれないし、将来の為にも飼ってみよう。」と大人な感じで返事をした。この返答が大人かどうかはわからないけど(笑 (将来の為とは、海が見える家。広めの庭。犬と共に生活をするそんな計画です。)

イタグレbuono!のトイレ事情①(出会う前)始まりはいつも突然に!!より

 

妻のつけていた真珠のネックレスをペロペロ。ペロペロ。可愛いしぐさです。妻はやっぱり嬉しそう!そう妻を胸キュンキュン!!とさせたこの犬こそが、今では我が家の愛犬『イタグレbuono!』です!この瞬間がイタグレbuono!との初めての出会いとなりました。

イタグレbuono!のトイレ事情②(出会い)胸キュンキュン!! より

 

出会う前はこんな感じだった。それはそうと読み返してみると、その後のペットショップ巡りの話や、Buono!を飼った瞬間の話や、そもそもトイレ事情の話を全くと言っていいほど書いていない。年々、記憶は曖昧になりやがて忘れると思うので、気が向いたら書こうと思う。

 

我家にBuono!がきて妻が初めの頃、作った服の写真があった。型紙も無しに、無造作に作っている姿を思い出す。今でもBuono!の服となると型紙を気にせず感性で作っているような気がする。たまにダメダメな服もあるけど、そんな時間が楽しそうにも見える。

 

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

 

確か服は今のように生地問屋さんに行って生地を選んで作った服ではなく、俺のパンツ!そう要はブリーフと適当な生地を縫い合わせて作っていた。でも良い感じに仕上がってる。ついでに言うと写真の手にもっている骨型クッキーも犬・猫の特徴、性格、健康管理、応急処置、食事療法、しつけなど専門的な知識を深める為にペット看護士資格を取得したときの教材で作っていた。犬の基本的なことを知りたかったらしい。そんな妻がだからこそ、心強い。

 

我家に来て数ヶ月の時は階段を上るのも「よいょ。よいょ。」と一生懸命に登る。そのころでも太股はムキムキ。鳶に襲われそうになったのは悪い想い出。

 

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

 

走る姿も・・・あれ!今とそんなに変わらない。Buono!君は本当に成長しているのか!?

 

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

 

と言うよりさらに子供ぽいし、無邪気になったね。

 

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

 

芝大好き!走る!走る!小さなころから走る事と、芝と、ボールが大好き。(気が向いたら動画も更新しよ。)

 

 

そんなBuono!への誕生日プレゼントはもちろん!芝とボール!

 

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

 

あぁーあ!服が芝だけらじゃん!それでも妻はとっても嬉しそうな表情をしていた。(この洋服で枯れた芝の上でゴロゴロするのは禁止です。芝刈りならぬ、芝取りに30分ぐらいかかります。)

 

愛犬イタグレBuono!の「2才の誕生日」に感じた、少しの葛藤と、大っきな喜び。

 

 Buono!は大好きな芝と一体になれた誕生日でした。このあと芝取りに30分ぐらい夫婦でかかりました(笑)だめですよ!この服で枯れた芝の上でゴロゴロしちゃ。でもそんな手間もおかまい無しにBuono!の我が侭を許す妻が素敵です。

 

半年程前にとある犬服を製作している。正確には犬服を製作していた方のブログを拝見しました。このような事が書かれていました。「服を作るのが大好きで、たくさんの方のご依頼を受ける内にいつの間にか、愛犬と接する時間が少なくなっていました。そんな時間を数年過ごすうちに愛犬が年をとり、犬服作りを止めて愛犬との時間を大切にしたいと感じ、応援していただいた方には申し訳ないですが皆さんのお洋服を作る事を終わりにしたいと思います。」うる覚えな記憶ですがこんな感じの内容だったと想います。

 

どんな仕事をしていても、幸せな部分と、我慢の部分はあるかと想いますが、妻とBuono!はとっても素敵な縁で結ばれた生き物どうしだと感じる事が多々あるので、好きで始めたお洋服作りと、Buono!との時間を楽しく過ごしてもらうために。いつも妻に言っている事があります。「たくさんのお洋服を作らなくていいから、依頼をしてくれた方が笑顔になる服を作ろう!時間は掛かっても良いから、着れば着るほど着心地が良い服になる。そんな犬服を作ろう!」と。

 

先日、知り合いの革職人さんを訪ねた際に、首輪を見てもらったら「凄い!」みたいな表現をされていた。同じ革職人からみても良い仕事をしているのだろう。最近はブランドを全面に出す、製品が多い中、「仙一犬具製作所」 さんは裏面に刻印をしているだけだ。その刻印もいまでは殆ど読み取れない。それでいいと思う。どこのブランドと言うことよりも、今この瞬間もこれから先も身につけていたいと思える製品かどうかが大切だ。本当に良い製品は使う人を成長させ、使う人と共に味わいがでるものだ。そして、いつかは壊れるその時にブランド名や作り手の名前を思い出す、それこそがブランドとしての本当の刻印となる。

イタグレ用首輪を仙一犬具製作所さんで購入してから409日が経ったより

 

私達の周りでは80才のお婆ちゃんが元気に農作業をしています。妻にも80才になってもイタグレの服を製作していて欲しいと考えています。なぜなら、それがBuono!との出会いの延長線にあることでもあり、80才のお婆ちゃんが製作する犬服を俺なら愛犬に着せたいからです。

 

妻は感じているはずです。Buono!と出会えたからこそ、今までにない人生を歩め、犬服を製作しているからこそ、今までに出会った事が無いたくさんの方にBuono!が生まれた今日をお祝いして頂いている事を大っきな喜びとして心で感じていると想います。

 

ところで、肝心のBuono!はと言うと、すでにマイハウスで夢を見ながら寝ています。いつも想う事が「君はどんな夢をみているの?」

 

おめでとう!