時刻はpm6:18 太陽が沈み始めた。防波堤に走る。防波堤の前には小さな畑がある。話は朝の出来事に戻る、B!と新作服の撮影をしてると、爺さんがドバッと葱をくれた。夜飯に何を作ろうかとわくわくする。新作服の公開は写真の出来に納得が行かずやめた。シンプルな服だからこそB!の感情が現れてる写真を使いたい。
防波堤に行く前に、畑から夕焼けにカメラを向ける。爺さんの小さな畑があることが嬉しい。
防波堤を越えると太陽がオレンジ色に変わっている。海には道ができ、海鳥が羽を休めている。肌寒い。この景色は生で見た方が価値がある。
実際はこの写真以上に綺麗だ。太陽が沈み行く30分 なにも考えずに見て欲しい。太陽が沈んだ後には、淡い桜のような空になる。この時期に淡路島に来るなら、太陽が沈む時間に、西の海岸に出て欲しい。海と空と太陽が織りなす風景に心が安らぐはずだ。
カメラでは伝わらないのが残念だ。
爺さんにもらった葱は、葱焼きにして、鰹節と醤油をかけて食べた。想像して欲しい、香ばしい葱焼きをあてに、ビールを飲む。そして太陽が沈む風景を。
3月の夕焼け。