土鍋で炊く「白飯」もとても美味しいのだが、この一週間は、無性に炊き込みご飯を食べたくなる。炊きあがる途中に、土鍋から吹き上がる素材と出汁、醤油の香りが食欲をそそる。炊き込みご飯の定番と言えば「五目炊き込みご飯」だろう、でも今回は少し違ったテイストで作ってみた。
「鮭と牛蒡の炊き込みご飯」仕上げに多めのネギを混ぜる。このネギがアクセントとなり、とても美味しくて3杯はおかわりしちゃいます。土鍋で炊くときは、1合や、2号より3合〜5合で炊く方が全体の味のバランス、ふっくら感が良いです。今回は3合炊いたのですが、妻と二人で危うく全て食べつくす勢いでした!残ったご飯は冷凍しておけばいつでも美味しく頂けますよ。
それでは「鮭と牛蒡の炊き込みご飯」の作り方です。
① | 白米 | 3合 |
② | 出汁 | 600ml |
③ | 薄口醤油 | 60ml |
④ | みりん | 60ml |
⑤ | 塩鮭(薄塩が良い) | 2切れ |
⑥ | 牛蒡 | お好み |
⑦ | 青ねぎ | お好み |
目次
作り方
手順1.ご飯を洗い、土鍋にご飯を入れて「②③④」を入れる。仕上がりで鮭の塩分が出るので、塩分を控えたい場合は、薄口醤油の量を50〜55mlにするとちょうど良いです。
手順2.牛蒡をピラーや包丁で「ささがき」にする。牛蒡の風味がとても美味しいので、多く入れても良いですね。
手順3.鮭を香ばしく焼く。我が家ではフライパンですが、グリルでも問題ないですよ。
手順4.「手順1」の上に、ささがきをした牛蒡、香ばしく焼いた鮭をのせる。かき混ぜないで下さい。
牛蒡の下準備や、鮭を焼いている間に、ご飯に出汁が入ります。
ここまで、15分ほど。
手順5.ご飯を炊く。
最初は「強火で、沸騰し、吹き出しまで」火にかける。吹き出したら、「弱火で5分」。お焦げを作りたい場合は、最後に中火で1分ほど。そして「20分蒸らす」ここまで、絶対に蓋を開けないで下さい。
良い香りがしてきます!
手順6.20分蒸らしたら蓋を開ける。この瞬間が一番ワクワクしますよ。
鮭だけを取り出し、骨と皮を綺麗にとり、ほぐした鮭を土鍋に戻し、青ネギを一緒に混ぜる。
もう一度蓋をして、1分ほどしたら「鮭と牛蒡の炊き込みご飯」の完成です!
完成!
炊き込みご飯の上に、刻み海苔を振りかけると、磯の香りがしてさらに美味しいですよ!!
メモ
予想以上の美味しさで、おかずが要らない。予想では、白飯に鮭を混ぜたご飯みたいな味をイメージしていた。牛蒡を入れて正解だった。次は妻のリクエストで「さつまいも」か「トウモロコシ」で炊き込みご飯を作ることに。炊き込みご飯は調理も簡単で楽しい。