小さな我家を出て海沿いを歩き、玉ねぎ畑、苺のハウスを越え、Buono!の大好きな芝にたどり着く・・・でも少し残念そうなBuono! 春休みが始まり芝では学生がバトミントをしたり、親子連れがキャッチボールを楽しそうにしている。邪魔をするわけないもいかないので芝の横の小さな芝で軽めに走らせる。それでも楽しそうな我家のBuono!
散歩から戻り仕入れていた生地で新作を考える。
私たちが作るお洋服の生地はだいたい10社ほどの生地屋さんから仕入れているので、季節に関係なく色々な生地が届く。お洋服を作り始めた頃から年中どの季節のお洋服でも選べるお店を目指している・・少しずつだけどそんな感じになってきた。これもいつも丁寧に快く生地を送ってくれる生地屋さんお陰だ。ありがとう。
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目次
そもそもARATA HOUSEの犬服の良さってなに?
今日は細かなデザインのことは置いといて、デザイン以外のことをお伝えすると。
- シンプルで飽きがこない。・・・これはデザインだね。
- 年中春夏秋冬のお洋服を選べる
- 在庫切れを少なくする
- 小さな服から、大きな服まで選べる
とこんな事がお洋服のデザイン以外で大切にしていることです。もう少しお話をすると。
年中春夏秋冬のお洋服を選べる
ARATA HOUSEのお洋服にご注文を頂くのは南は沖縄から、北は北海道。そして、アメリカ、オーストラリアなど。とても広い範囲の皆さんからご注文を頂いています。私たちが暮らす淡路島の気候を中心にお洋服を製作しているだけでは、皆さの地域の気候に答えるお洋服は少なくなります。さらに、暑がりのワンちゃんもいれば、寒がりのワンちゃんもいます。そんな事を考えると、季節は私たちが決めるのではなく、ご注文いただく方が決めれば良いと言う考えになりました。
ですので夏用も冬用も年中ご注文をいただく事ができます。デザイン(タイプ、カスタマイズ)が色々と選べるのはそんな理由があるからです。
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以前のメルマガにこう書いてあった「【ARATA HOUSEメルマガ Vol.66】犬服屋さんならではの悩み事。生地の確保と在庫整理のこと|2015/11/16発行」より。「在庫切れを少なくする」「小さな服から、大きな服まで選べる」が気になる方はメルマガでそうぞ。
そして今日とりかかった新作は赤色がキレイなドット生地。いままでにドットはもちろん、赤色を扱うことも少なかった。さてどんなデザインにするか夫婦で考える。シンプルに仕上げることを意識しながらこの生地に合う加工方法を考える。加工方法は無数にある・・・だから迷う。でもこの迷う時間が面白い。
私たちデザインを考える時、生地を選ぶ時に「売れるとか。」「売れないとか。」全く考えないんです。考えることは「Buono!に着せたいかどうか。」「◯◯ちゃん、くんに着せたいかどうか。」なんです。ようは不特定多数のワンちゃんに着てもらうことより、毎回1匹のワンちゃんをイメージしてデザインを考えています。
だってそん方が楽しいじゃん♪
その結果、多くの人に喜んでもらえるお洋服になれば嬉しいなぁ、と考えています。飼い主の皆さんは愛犬だけ想ってお洋服を選んでいると想います、そして私たちも飼い主の1人ですからこの方法が好きです。「我家の愛犬にオーダーメイドのお洋服を作って〜。」という方もいますが基本的にオーダーメイドのお洋服は淡路島にお越し頂いた時のみお作りしています。まぁたまに例外はありますがそれは私たちの方がそのワンちゃんだけのデザインを作りたいと思った時です。
今回の赤色がキレイなドット生地はまるで淡路島の優しい夕日を感じさせてくれます。もう少し季節が経てば海辺のカフェがOpenするので、夕焼けを見ながら愛犬のBuono!にこのお洋服を着せてビールとカフェオレを片手に夕暮れの夫婦の時間を楽しみに行こうと想います。
淡路島は今日も優しい夕焼けでした。