この記事の目次
- はじめに。
- 保温・保湿効果抜群! 犬の寝床のアイテム
- 保温・保湿効果抜群!犬のお部屋の作り方
- クレート(バリケンネル)の詳細・サイズ・重さ
- なぜクレート(バリケンネル)を寝床に選んだのか?
- クレート(バリケンネル)のお手入れ方法は?
- クレート(バリケンネル)の中は想像以上に快適
- クレート(バリケンネル)の中に必要なアイテム
- 寝床には適度な硬さが必要
- 湯たんぽで長時間の保温保湿実現
- クレートカバー|バリケンネルカバーの使い方
- クレートカバー|バリケンネルカバーの購入方法
- 災害時にも安心、そして避難時にも役立つ
- クレート(バリケンネル)のある暮らし。
- クレートカバー|バリケンネルカバーと皆さんの愛犬
- この記事で紹介したアイテム
はじめに。
今から3年ほど前に我家に小さくて、可愛い子犬がトコトコと歩いて来ました(実際は車ですが)それがイタグレBuono!のです。Buono!との出会いの話は以前の記事に書いていますのでそちらを読んで下さい。


読んでもらえるとわかるのですが、まだどう言うストーリーがあってイタグレBuono!に決めたのかまでは書けていません。書こう書こうと想っているのですが、次から次にイベントが舞い込んでくるのでなかなか進みません。
さて話を我家に子犬のBuono!が来た話に戻します。子犬が我家に来たのは良いのですが、その時の我家には犬に関するグッズが皆無。そうです、何もありません。何も無いでは、子犬のBuono!が可哀想なので、手探りで色々と揃えいていくのですが、その中でも大切にしたのが「トイレ」と「寝床(安心できる場所)」です。
我家のトレイ事情は別の機会に詳しく書こうと思います。役に立つか分からないけど「トレイ」に関する我家の出来事です。
そして今日はもう一つの大切なこと「寝床(安心できる場所)」の事を実際のアイテムを紹介しながら出来るだけ詳しく書いてみようと想います。子犬を迎えたけど寝床をどうして良いかわからないという方の参考になれば幸いです。少し長めの記事ですが、皆さんの愛犬の快適な寝床を考える為に最後まで読んで下さい。
よしえ
保温・保湿効果抜群! 犬の寝床のアイテム
我家は3年前から使っているアイテムがほとんどですので、リニューアルなどされていて現在は同じアイテムが販売されていないようなので、似たようなアイテムを紹介しておきます。お買い求めの際は、ご自身でよく検討してからお買い求めください。
1.クレート(バリケンネル)×1個
紹介しているのは我家で利用しているバリケンネルの新しいバージョンのようです。違いを調べてみると、よこの網目がプラスチック製に変わっているようです。こちらの方が丸洗いの際、サビなくて手入れは楽だと想います。1匹に対して、1個あれば十分ですが、なぜか我が家には2個あります(笑)2個あるとそれは、それで便利です。
2.湯たんぽ×1個
湯たんぽはどれでも良いと思いますが、あまり大きすぎない方が良いと想います。
3.ARARTA HOUSE寝袋×2枚
私たちは犬服や寝袋を製作しています。もしよければショップをご覧ください。

2枚必要なのは、潜る用と、湯たんぽを入れる用です。
4.クレートカバー|バリケンネルカバー
クレート(バリケンネル)の上からスッポリとおおい被せます。脱着はとても簡単です。汚れたらご家庭の洗濯機で洗えます。

保温・保湿効果抜群!犬のお部屋の作り方
犬のお部屋の作り方と言っても特に難しい事は何もありません。アイテムを揃えるだけでOKです。
クレート(バリケンネル)の詳細・サイズ・重さ
クレート(バリケンネル)のサイズなどはこんな感じの物を用意しました。
- 耐荷重:~10㎏
- 商品本体重量:5.1㎏
- 規格(W×D×H):52×71×52㎝
- ハンドル(持ち手)付き
実際はもう少し安いのも沢山ありますが、車での移動や、なんなら飛行機も乗せれるようですのでこれにしました。とても丈夫な作りですので長く使えます。サイズはもう一回り小さいサイズでもイタグレなら入れますが、自宅でゆっくり寛ぐ事を考えるとこのサイズが良いと想います。
スーパーに行ったり、野菜の直売所に行ったりと、近場の車での移動用に小さなクレートも用意しています。長旅はこの大きな方を車に積み込んでいます。
なぜクレート(バリケンネル)を寝床に選んだのか?
最初の頃は自宅で一緒に過ごすなら、特に何もいらないと考えていましたが、犬の習性を学んでみるとこのような特徴がある事がわかりました。
- 狭く、比較的暗い所を好む
- 物を収集して、ハウスに隠したり、外犬ちゃんは穴に埋めたりする癖
犬はもともと夜行性ですので、薄暗い所を好みます。 「犬のハウスを広く、明るくしてあげたい!」とついつい思ってしまいますが、あまり広すぎず、薄暗い穴に入るようなイメージのハウスが、犬は落ち着きます。そんな落ち着く環境を整えてあげてください。 我が家も初めは、ケージで広々寝させてあげていたのを、今はバリケンで寝させています。 バリケンに変えてからの方が、自らバリケンに入り、熟睡しています。一見そんな窮屈な所で。と思うのですが、落ち着くんでしょうね。バリケンのカバーは手続りして、バリケンの中を薄暗くもしています。
記事元: 犬の習性を知る
オオカミ時代の名残!?らしいです。あと、食料も食べたい時に食べれたわけではないので、寝床や、穴を掘って埋めて隠して、ほかの者に取られない様に隠しているという昔の習性が残っているんですね。 おもちゃなどを寝床に持っていき、取ろうとしたら咬まれそうになったり、威嚇したりするといった経験はありますか? それも、このような習性から、食べ物を取られたくないという思いから起こす行動ですので、この習性も理解して置いた方がいいでしょう。
記事元: 犬の習性を知る
このような習性と、安心できる場所と、ペットホテルや動物病院に預ける可能性があることなどを考慮して最終的にクレート(バリケンネル)を選びました。
後ろ、横には光と風、空気が入る穴が空いています。犬の気持ちになってクレート(バリケンネル)の中から外を覗いて見たのですが、想像以上に快適です。
クレート(バリケンネル)のお手入れ方法は?
クレート(バリケンネル)の上と下は手で回せるネジで固定しているだけなので掃除の際は簡単に分解する事ができます。手入れが楽と言うのも犬のアイテムでは嬉しいポイントです。でも、我家の場合は分解する事はほとんどありません、日頃の掃除はプラッチック部分をアルコール除菌している程度です。除菌スプレーはこれが便利すぎます。
Buono!がまだパピーちゃんの頃は外出から帰って来るとクレート(バリケンネル)の中が「うんち」まみれという事も毎日でしたが、部屋の中をフリーにした状態でお留守番をさせるとそれ以上に大変だったので、手入れが楽なクレート(バリケンネル)で正解でした。うんちや、おしっこはある時期からは我慢できるようになり、クレート(バリケンネル)内を汚す事はほとんどなくなりました。
クレート(バリケンネル)の中は想像以上に快適
クレート(バリケンネル)の中に入ってみると分かるのですが、そこは想像以上に快適な空間です。薄暗く、中からも外の様子がバッチリ見えます。よっちゃんは、時々、クレート(バリケンネル)の中に頭を突っ込んで休憩をしています(笑)いまも工房から上がって来たと想ったら、また頭を入れています。
飼い主さんの中には狭くて可哀想という方もいるかも知れませんが、もしそうなら無邪気で自由気ままなBuono!が自分からクレート(バリケンネル)に入って長時間寝る事はないと想います。クレート(バリケンネル)が嫌なら、外に出て別の場所で寛ぐと思いますが、寛ぐのは決まってクレート(バリケンネル)の中です。
でもその為には「安心できる場所」をしっかり作ってあげる必要があります。
クレート(バリケンネル)の中に必要なアイテム
クレート(バリケンネル)はプラスチック製ですので、そのままだと硬くて、冬場だと冷たいです。当然このままだとBuono!はよって来ません。そこでBuono!が快適に過ごせるように季節によってカスタマイズをしてあげています。
寝床には適度な硬さが必要
我家では寝床がフカフカになりすぎないように注意しています。その理由は簡単です、犬は自分の体調の変化を言葉で伝える事が出来ないからです。我家にはこう言ったクッションがあります。
我家で仕様しているのは無印のクッションです。
これをBuono!の近くに置くと必ず上がって丸まって寝てしまいます。短時間なら良いのですが、長時間ともなると、Buono!自身の体重でどんどんクションが沈んで行き、Buono!が自分で丸まっていると言うよりは、クッションに押されて丸まっている感じになります。その結果、内臓や、骨が圧迫されているのと思うので我家ではBuono!の使用は禁止しています。人でもそうですが、もしベットや布団が過度に沈み込むと最初は気持ち良いかも知れませんが、知らず知らずのうちに内臓や骨に影響してきます。
高級ベットほど、適度な硬さ(心地いい硬さ)があるものです。それをイメージしながらクレート(バリケンネル)の中の寝床を作ってあげています。考えてみれば気候の良い日はベランダの固い床の上で寝れるぐらいですから、過度なフワフワ感は人が見て可愛いと思うだけど、愛犬にとってはメリットはありません。
湯たんぽで長時間の保温保湿実現
クレート(バリケンネル)の中には寝袋に入れた湯たんぽを入れています。
湯たんぽの仕様は
- サイズ:幅32×奥行20×高さ5cm
- 本体重量:320g
- 素材・材質:ボトル/塩化ビニル樹脂、キャップ/ポリプロピレン、カバー/ポリエステル
- 最大容量:2.0L
- 適応温度:40度~60度
湯たんぽは好みの物で良いと思いますが、一つだけ注意点が愛犬がイタズラをしてお湯が出てくる事があってはいけません。
我家では、付属の湯たんぽカバーを付けてさらに。
よしえ
自家製のカバー付けて、さらに寝袋の中に入れてからクレート(バリケンネル)の中に設置しています。念には念をと言うことで3重にしています。
寝袋に湯たんぽを入れると保温時間が倍になります。
寒いですねぇ。でもまだ11月も始まったばかり、まだまだ寒くなるよ。寒さを我慢するのは人間でも憂つになる、寒さに弱いと言われるイタグレならさらに憂つを通りこして、体調崩すだろうと思ったので、我家では既に湯たんぽが活躍中。ARATA HOUSEのモデル犬Buono!は湯たんぽが大好き。湯たんぽをセッティングしようとすると、早く触れたいのか、入りたいのか強引に寄ってくると言うか、ぶつかってくる。
まぁ、人間でもお布団の中に湯たんぽがある温もりは気持ちいいもんね。ちなみに、我家には湯たんぽが2個。よっちゃんの湯たんぽと、Buono!の湯たんぽ。俺の湯たんぽがない。。
Buono!は湯たんぽが大好きなんだけど、市販の湯たんぽをそのまま使うと噛んだりして危ないし、熱すぎるので、湯たんぽに市販の湯たんぽカバーをして、さらに寝袋で巻いている。そうすると危なくないし、保温力が増して、通常の倍ぐらいの時間(5~8時間程度)は温かい。さらに寒さが増したら、上にブランケットなどを被せてあげたら最高に温かい。暖房費の節約にもなるね。
ちなみに「湯湯婆」これで湯たんぽと読む。
記事元:犬用寝袋&カフェマット「ARATA HOUSE寝袋への想い〜誕生秘話〜使い方」
語源は『「婆」とは「妻」の意味であり、妻の代わりに抱いて暖を取ることを意味している。「湯婆」のみで湯たんぽを表すが、そのままでは意味が通じないために日本に入ってから「湯」が付け加えられ「湯湯婆」となったとされている」』
引用元:語源由来辞典
湯たんぽから伝わる熱でクレート(バリケンネル)の中はほんのり温かくなります。またエアコンなどと違って湿度を下げることなく、空気を温めることが出来るので、乾燥肌なイタグレには最適だと想います。でも何を使っても万が一の危険はありますので、ご利用の際は飼い主さんがしっかり判断をしてください。
寝床のクッション性はOK、暖かさもOK。でもクレート(バリケンネル)には沢山穴が空いているのでこれを塞いであげないと一向に温かくなりません。そこで登場するのがクレートカバー|バリケンネルカバーです。
クレートカバー|バリケンネルカバーの使い方
クレート(バリケンネル)の上からスッポリとおおい被せます。脱着はとても簡単です。もちろん、汚れたらご家庭の洗濯機で洗えます。
取っ手部分はいつでも使えるように開けています。
中を覗くとこんな感じです。日中であればほんのり明るく、風も防げますので湯たんぽ効果も長持ちしますし、クレート(バリケンネル)内はほんのり暖かいです。ちなみに正面は出入りをするのでカバーの前面も最初から開けています。開け閉めは出来ません。
全体の雰囲気はこんな感じです。
寒くも暑くもなく、湯たんぽを入れてBuono!が中で休む時はスタンダードのお洋服で十分です。
この記事を書く為に、何枚も撮影しているとだんだん飽きてきてようで、寝袋に潜ってしまいました。そして、
もう眠たさの限界のようです。と言うことでこのあたりで「バリケンネルと寝袋を使った犬の寝床:保温・保湿効果抜群で冬も快適」を終わろうと想います。
しんじ
クレートカバー|バリケンネルカバーの購入方法
この記事を読んで頂いた上でクレートカバー|バリケンネルカバーが欲しいという方は以下の内容を確認してからご連絡をください。
- クレート(バリケンネル)はサイズによって寸法が異なり、カバーを製作する際にサイズが違うととても時間がかかりますのでこの記事で紹介したバリケンネルが理想です。
- お持ちのクレート(バリケンネル)用にカバーが必要な方は詳細なサイズをお知らせ下さい。商品ページのURLや、メイカーの仕様書があると一番良いです。
- クレートカバー|バリケンネルカバーに使用する生地は「フリース」が基本となりますが、生地在庫によってご提案する素材に違いが出ます。生地素材によってアレルギーがある場合は、希望の素材をご指定ください。
関連記事



災害時にも安心、そして避難時にも役立つ
自然災害の多い日本。いつどこでどんな災害がおこるかわかりません。クレート(バリケンネル)のようなハウスが無い家庭も多いようですが、災害に直面した時に愛犬の居場所はありますか。クレート(バリケンネル)なら寒さや外部からの力を和らげてあげることが出来ます。愛犬と一緒に避難所に入ることが出来ないケースも多いです。そんな時もクレート(バリケンネル)とカバーのセットは役立ちます。

クレート(バリケンネル)のある暮らし。
愛犬のイタグレBuono!と3年ほど暮らしていて感じたことは、広い寝床よりも飼い主の気配や温もりや感じれる寝床が好きと言うことです。温もりとは一緒に寝ることがだけではなく、Buono!が安心していれる場所をいつも作ってあげるということです。そう言った意味ではクレート(バリケンネル)を利用した寝床は、旅にも持参が出来ますし、小さいサイズであれば飲食店に持って行くことも出来ます。
普段は犬を受け入れてないお店でも「小型犬でこれ(クレート(バリケンネル))の中に入れてますので良いですか?」と聞くと意外と入店できるお店もあります。でも、愛犬がクレート(バリケンネル)嫌いではどしようもありません、我家のBuono!も少しずつクレート(バリケンネル)に慣れてくれたお陰で、犬が居ても、居ない時と同じような生活が出来るようになってきたと感じます。犬との暮らしが、私たちの暮らしに沢山の制約を作るようでは、私たちも愛犬のBuono!も幸せな暮らしとは言えません。
幸せな暮らしを夢見るのではなく、今現在も幸せと思える暮らしをおくることが本当の幸せなのかも知れません。そして、Buono!がパピーの時に「クレート(バリケンネル)の中はうんちや、おしっこでぐちゃぐちゃにされても良い」とよっちゃんと話しあったのも今となれば良い決断だったと感じます。犬のしつけで一番悩むのがトイレ問題だと想います、機会があれば我家のトイレ事情、しつけ方法もブログに書きたいと想います。
最後に一つだけ「クレート(バリケンネル)やケージを犬が悪さをした時の罰に使うと、その空間は愛犬にとっては不快で不安な場所になります」そうなるとその後のしつけが大変になることはもちろん、愛犬本来の性格が失われていきますのでご注意を。私たちもたくさんの失敗をしながらBuono!との暮らしを淡路島で満喫しています。
クレートカバー|バリケンネルカバーと皆さんの愛犬



この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この記事で紹介したアイテム