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Tシャツなどのリメイクに関して
毎年夏が近づくと飼い主さんのTシャツをリメイクして愛犬のお洋服にしたいと言うご要望を頂きます。そこでご依頼前に予めご確認を頂きたいことや、ARATA HOUSEで製作可能なリメイク内容をこのページでご説明しています。
商標侵害・パブリシティ権侵害の可能性はないですか
私たちは法律の専門家ではありませんし、ネットや人伝えで聞く情報には根拠がありません。そこで弁護士さんに確認をしました。
Tシャツなどのリメイクに関して以下のような注意点があります。
有名人、キャラクターがプリントされているものや、ブランドのロゴがついているTシャツをリメイクする際は商標侵害・パブリシティ権侵害と権利者側に受け止められるおそれがあります。ご自身のTシャツなどをご自身の愛犬にリメイクされるの場合は問題にならないケースがほとんどですが、リメイクされた服の対価を受け取る、支払うと問題になるケースもあります。
一般的に販売をされているTシャツはほとんどの場合で権利者側に何らかの権利が発生していますので、ユニクロだから大丈夫、〇〇だから大丈夫と言うことはありません。
犬服として販売できない生地もあります
余談ですが通常犬服に利用する生地にも権利があり、犬服としては製作、販売できない物もあります。〇〇で販売している生地でARATA HOUSEでも製作して欲しいなどのお問い合わせを頂くこともありますが、私たちが確認したところ商用利用、販売が禁止されているケースもあります。
個人であっても販売(対価を受け取る)を禁止、販売にあたっての注意事項がある生地も多くあります。代表的なものはMarimekko (マリメッコ)、SOU・SOU、リバティなどです。もし商用利用、販売(趣味であっても対価を受け取る)場合は予め確認しながら購入する事をお勧めします。ブランド生地を利用してた犬服を販売するお店から購入される場合は商標侵害・パブリシティ権侵害などの権利は大丈夫か、コピー商品ではないかを確認した方が安心です。
ARATA HOUSEで製作可能なリメイク犬服
市販されているTシャツなどの場合はリメイクされる事が予め承諾されているもしくは、権利者側に承諾をいただけている場合のみリメイクを行っています。もちろんARATA HOUSE販売している犬服の生地は全て商用利用が可能か確認をしていますのでご安心ください。
ARATA HOUSEオリジナルTシャツもリメイクして愛犬のお洋服にしています。お気軽にご相談ください。
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こちらのお洋服は1からイラストを描き、犬服にリメイクした完全オリジナルのお洋服です。とても思い出がある一着です。
終わりに。
好きなアーティストだからこそ、好きなキャラクターだからこそ、その人が持つ権利を大切にしましょう。ほとんどの場合で権利者側にバレないと思いますが、バレなければ良いと言う問題ではなく、物作りを通して飼い主さん、その愛犬が楽しく幸せに暮らせたらと思うと誰かに負い目があるようなお洋服をお届けするわけにはいきません。
愛犬とお揃いのお洋服を着て過ごす日は、とても楽しい一日です。だからこそ誰にとってもhappyな物作りを皆さんと心がけていきたいです。